皆さんこんにちは!エコツアーデスクの関口です。

2023年5月12日から

世界遺産 屋久島縦走宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡 4日間  に添乗してきました。

コロナ明け募集後3回設定あり、ほぼ満席ですべて催行した人気のツアーです。

個人的には、3度目の宮之浦岳登頂になりました!

人気レギュラーツアーですが、3年ぶりの添乗になりましたので、縦走ツアーの様子をレポートしたいと思います!!

DAY1:いざ屋久島へ!!

 
今回は、羽田空港発 9名 神戸発 1名 様の10名様のお客様とご一緒しました。
 
07:00 羽田空港9名様のお客様と集合。
 
今回は、鹿児島〜屋久島は高速船の移動となります。
高速船ターミナルまでは、高速バスで1時間程度移動。
お昼ご飯は天文館あたりで各自で食べました。
 
皆様、各々調べられて黒豚とんかつやしろくまアイスなど鹿児島グルメを堪能されたみたいです。
 
私はコスパ最強、ボリューム満点の山形食堂の皿うどんをいただきました。
 

Img_7181_5



天文館から高速船ターミナルまでは徒歩で15分ほど。

Img_7183_1_2

桜島もきれいに見えます。

 高速船ターミナル内です。
  

Img_7182

 
 13:20 高速船出発
 

Img_8440

15:10 屋久島(宮之浦港)着
現地スタッフ、藤崎さんと岩井さんが出迎えてくれました。
RAKUSAホテル へ向かい、レンタル品や明日の持っていくものなどレクチャーや行動食など買い物したりして明日に備えます。
 

Img_8446

フリーズドライは自身で運びます。(※現地で渡されます。)

Img_8453

 
18:30ごろ 夕飯へ。
本日は潮騒でした。トビウオのから揚げなど屋久島料理を堪能しました!
 

Img_8452

ご飯食べ終わったころに自己紹介し、和気あいあいとしたムードで本日終了です。
明日は、3:30集合なので早めに就寝。
 
~おやすみなさい~
 

DAY2:縦走 1日目 雨   入山:8時間10分 


4:00出発の予定で集合しましたが、なんとこの日は雨・・
白谷雲水峡の増水や宮之浦岳でガスガス予報なので、皆様と相談し、
コース変更しようとなりました。
 

Img_8457

通常コースでは、淀川登山口~宮之浦岳~縄文杉~白谷雲水峡というコースですが、
白谷雲水峡にはいかず、荒川登山口~縄文杉~宮之浦岳~淀川登山口という、いわゆる逆縦走コース(通常コースよりキツイ・・・!!)で出発です。
 

1400294790_2

 
4:30頃 ホテルを出発
途中、お弁当屋さんで朝食と昼食の弁当受け取りました。
屋久杉自然館の駐車場にて車内で朝食を食べました。
 

Img_8458

5:10 朝ご飯食べ終わり
登山協力金(2000円)+登山バス(700円)支払いし、登山バスを待ちます。
 

Img_8461

 
5:30 登山バス出発 
荒川登山口までは35分間のバス旅です。
 

Img_8463

日帰りの人達と時間ずらすため、登山口でストレッチや荷造りなどし、、、
 
06:40  いよいよ出発!!

Img_8465

朝早いですが、皆様元気!頑張りましょう~!! 

Img_7186

今回のガイドは、マナベ テツヤさん・カナイ ヒナコさんと2名体制です。
ガイドさんは毎度30kgの荷物を運んでくれます。
金井さんは小柄な女性ガイドさんなのにタフだな~

Img_8477

トロッコ道は8km進みます。雨が降っている時は傘さしながらでも歩けるコースです。

Img_8476

雨の森は、コケに水滴がついていて幻想的な姿を見せてくれます。

Img_8523

写真スポットのウィルソン株も日帰りの登山者と被らずのんびり満足いくまで堪能しました。
撮影者がヘッドライトをしながら写真を撮ると顔が明るく写るという小技をガイドさんが、披露してくれきれいな写真がたくさん撮れました・・・!!
 

Img_8555

もうひと頑張り!地獄の三丁目を登り、世界遺産エリアへはいります。
 

Img_8549

雨も小雨になってきたので、途中でお弁当食べて生気を蓄えます。
 
12:45  ランチ後少し登って縄文杉到着~!

Img_8562

縄文杉までの道のりもガイドさんもびっくりするくらい皆様まだまだ元気・・!!

日帰り縄文杉コースはこちらで引き返しますが、縦走コースはこれより先山深く入っていきます。

Img_8570

途中、シャクナゲがところどころ咲いてました。

Img_8579

シャクナゲはまだまだでしたが、ハイノキ(灰の木)という染料を繊維に定着させる「媒染剤」に使われた小さい白い花がたくさん咲いていてすごく綺麗でした。

Img_8582
14:50 新高塚小屋到着

Img_8589

 
新高塚小屋は40人寝れます。
 

Img_7184

今回はお客様全員山小屋枠は確保することができました。

Img_8596

山小屋近くにヤクジカが遊びにきてくれてました~
 
一息ついて、夕食の時間
 

Img_8600

ガイドさんのザックから出てくる出てくる~

冷凍の餃子、冷凍たこ焼き、サバフレー ク、鶏肉・・・
自分たちで運んだフリーズドライと一緒に満腹いただきました★★ 
 

Img_8597

明日は3:00頃起床なので、20:00就寝。
 
~おやすみなさい~

DAY3:縦走 2日目     小雨のち晴  下山:10時間30分(休憩等含む)


3:00 朝食

Img_8604

大量のソーセージと生野菜を食べて登頂に向けて準備します。

5:00 新高塚小屋発
 

Img_8606

暗い中 小雨出発です。
 

Img_8609

見えてもいいころなのに~、ガスガスで何も見えません・・
 

Img_8623

諦めたころに、、太陽の顔が・・
期待を胸に登り続けます。
 

Img_8648

 
8:20 宮之浦登頂!!
 

Img_8657

この日、100名山70座目の方もいらっしゃり、みんなでおめでとう~!
という祝福モードで登頂しました★★
私もちゃっかり、3度目の登頂おめでとう~と言っていただきました(笑) 
 

Img_8663

 景色うっすら~見えたり、見えなかったりを繰り返し30分ほど粘りましたが、
晴天でみることはできなかったので、後ろ髪ひかれながら下山開始しました。
 
下山して一時間後、、天気がよくなってきて、景色をみることもできました。
 

Img_8672

宮之浦岳特有の奇岩の風景を見ることができました。

新緑の緑、お花のピンク、紅葉しているオレンジなどカラフルで目を楽しませてくれました。
 

Img_8704

 花之江河 ランチを食べ、

Img_8723

 
最後の下山です。
 

Img_8730

 
15:30 淀川登山口到着。
 

Img_8744

ガイドさんがびっくりするくらい皆様元気でした!
通常コースよりキツイ、逆縦走したのに
たくさん笑って、たくさん話して
まだまだ歩き足りない感満載でした(笑)
 
~お疲れ様でした!!~
 
RAKUSAホテルに戻り、目の前の縄文の宿まんてんで日帰り入浴をし、打ち上げ!!
 
このために、山登ったといっても過言ではない
れんが屋で焼肉定食でした。
 

Img_8748

かんぱーいbeer
 
初日とは違い、皆様打ち解けて
縦走の思い出話や、色々な話をしながら焼肉を楽しみました。
 
RAKUSAホテル道中、、暗闇に連れてかれました・・
 
なんと、星空サプライズ~!! 
 

Img_7185

 
iphoneでも撮れる星空・・綺麗・・・
 
~おやすみなさい~
  

DAY4:半日白谷雲水峡 /  帰宅

 
本来であれば、島内観光という行程でしたが、
希望者が多かったので、現地でガイド調整をしてもらい急遽白谷雲水峡に行くことになりました。
 
 

Img_8756

 07:00 白谷雲水峡ハイキング開始
早朝の白谷雲水峡だったので入山する人も少なく、ゆっくり苔むす森を堪能できました。

Img_8808

皆様いい笑顔~
 
太鼓岩も行きたいなーというお声もありましたが時間がないので、急いで下山しました。
 
11:30  ランチ @かたぎりさん
 

Img_8840

トビウオのひつまぶし美味しい。

ランチ後お土産購入をし、安房港へ移動です・・
 

Img_8848

内容が濃いツアーなだけに、この時間はとても寂しくなりますね。

再会と再訪を誓いながら帰路につきます。

今回のご参加者様は最初から打ち解けるのが早く、
ツアー中、お互い写真を撮りながら和気あいあいとした雰囲気のいい方々でした。
 
私も仕事を忘れ(笑)、皆様と沢山交流し、お話し、はしゃぎ、笑い。
一緒に屋久島を堪能させていただきました。
 
 

Img_8843

 
いつの日かまた皆様にお会いできますように。 
 
~ありがとうございました~
 
===============================================
 
宮之浦岳、縄文杉、白谷雲水峡と屋久島の見どころを
グルっと全て贅沢に堪能できる宮之浦岳縦走ツアーは春と秋と催行してます。
 
2023年秋は只今スーパーサマーセールにてお得に募集中です。
延泊などアレンジご希望ございましたらお気軽にお申しつけくださいませ。
 
お問合せお待ちしております。
 
世界遺産 屋久島縦走
宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡 4日間  
https://eco.his-j.com/eco/tour/TF-FKZ0001-ECO
 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
こちらの記事はエコツアーデスクのブログより2018.11.24に発信した記事です。
ブログ移行に伴い、旅ブロにて改めて紹介させて頂きます♪
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

皆さんこんにちは!エコツアーデスクの成田です。

今回は屋久島縦走する方向けに屋久島の山小屋の情報です。



1、新高塚小屋ってどんなところ?
2、お手洗いや水場は?


屋久島の山中では原則山小屋、または山小屋周辺のテント泊スペース以外の寝泊まりはできませ。そのため、1泊で屋久島縦走を検討されている方は高塚小屋または新高塚小屋を利用することになるかと思います。

1、新高塚小屋ってどんなところ?


高塚小屋は定員20名に対し新高塚小屋のほうが広く、40-60名ほど利用できるのでこちらを利用することが多いです。

Tre01a (屋久島縦走マップ・クリックして拡大)

基本的に山小屋というよりは避難小屋です。

住み込みの管理人さんはいません。予約などは一切なく、宿泊に対しての料金もかかりません。到着した人から場所をとっていきます。

新高塚小屋が満員になれば外のテントスペースでテントを張って寝ます。

絶対に小屋で寝たいという場合は早く到着できるように計画を組むしかありません。

参考までに、2018年のGWの時、16時前の到着で新高塚小屋に宿泊ができました。

H.I.S.エコツアーデスクが主催している屋久島縦走ツアーでは、

テントはガイドさんが持ってきてくれます!個人でテントの用意は不要です。
 

山小屋泊とテント泊とどちらが快適・・・?といった疑問もありますが、

これに関しては「どっちもどっち」いうのが個人的な意見です。

雨が降っていれば、山小屋泊のほうが楽ですし、テント泊はプライベート空間があり、

いびきがうるさくて寝れない・・・なんてことは少ないかと思います。


新高塚小屋の外観はこんな感じです。

暗い印象を受けますが電気もないので正直暗いです。


入口。

入口の外にベンチがあり、ここで夕飯を作りました。

Image1_2

中はこんな感じ。

2階部分もあります。

Image2

ねずみがでます・・・!

食べ物をそのへんにほったらかしにすることは厳禁ですね。

リュックを吊るしたりしてる方もいらっしゃいました。
 

新高塚小屋の標高は1,460メートル。

私は6月末の晴れた日に利用しましたが防寒具はフリースを利用しました。

それほど寒い思いはしませんでしたがこれは天気の影響が大きいかもしれません。

この時期に行かれる方はシュラフは春・秋用のもので十分かと思います。

 新高塚小屋の前のテントスペースはこんな感じです。

44758024d1be97fd4f8e13f89fce1c1eecf

高塚小屋の外観はこちら。

Image_20230127_121757_781

宮之浦から出発しますと先に新高塚小屋があり、その後歩いて1時間ほどで高塚小屋があります。



2、お手洗いや水場は?


トイレは小屋の近くに男女兼用トイレがあります。

携帯トイレブースを含め4つありました。

虫がいたり、臭いがきつかったりというお話は多々お伺いしますが、

まあこんなもんかなといった感じでした。

 

そして水場!

水場は小屋前広場の脇と、縄文杉方面に少し行った登山道脇にあります。

登山靴のほかに、トイレや水場にちょっと出かけるときに使える

サンダルがあると便利ですね。

 

ヤクシカもしょっちゅうこのあたりは出ます!

野生のシカにくれぐれも餌は与えないでくださいね。 Image

さてさて、縦走ツアーに興味持ってくださった方は下記からどうぞ。

持ち物リストやコースの紹介もしています。

ツアーはこちらから▼

世界遺産 屋久島縦走
宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡 4日間

P191007h001081_original

富士山へ7月28.29日の1泊2日で添乗に行ってまいりました。

エコツアーデスクの山崎です。

今回のお客さまは最年少の10歳の男の子から60代の方までの計24名様
そして同行ガイドは世界7大陸登頂ガイドの山田淳さんです。
当日は7時に新宿駅を出発!
バスで富士宮口5合目へ。予定より到着も早く11時20分から登り始めました。
登り始めは少し霧がかかっていました。

Photo

エコツアーで利用するルートは『プリンスルート』
登山開始の標高が一番高い富士宮口から登り始め、御殿場ルートへ合流するコースです。 
富士宮口は標高が一番高く御殿場ルート混雑が少ない良いとこ取りのコースです。
また途中は宝永山の火口が見えたり、景色も面白いコースとなります。

登り始めて1時間ほどで、『蟻地獄』と言われる2歩進むと1歩分ずり下がるような急な砂利道が続きます。
ここが一番厳しいポイントかもしれません。蟻地獄を1間ほど登ります。

Photo_2

1日目の山小屋到着は16時半頃となりました。
山小屋の布団は3階建てとなります。
到着した人から休んだり、ごはんを食べたり、外でのんびり景色を見たりと思い思いに過ごしていただけます。
そして何より嬉しいのが、夕食のカレーはおかわりし放題!

Photo_3

8合目まで来ると気温は1桁になります。富士山での防寒は必須です。
夕方の雲海もとても綺麗でした。

Photo_5

翌日は朝1時半出発。4時半頃のご来光に合わせて登っていきます
途中ヘッドライトを全部消すと、こんな星空みたことがないと言わんばかりの星空。
流れ星を私は4回くらい見ました。
夜明け前には剣が峰に到着。
剣が峰からのご来光本当に美しく、
日本で一番高いところから、ご来光を拝めることは本当に貴重な経験だと思いました。

Photo_6

御来光を見た後は神社で御朱印をもらったり、
郵便局に立ち寄ったり、山小屋へ戻りたい人は先に下り。
各々のペースで山小屋まで向かいます。
山小屋到着は7時頃
朝食には暖かいハムエッグ、お味噌汁、ごはんをいただくことができます。
これも嬉しいですね。
下山途中には大砂走りがあり、大学生の男の子たちは走り下っていました。

Photo_7

下りは宝永山に立ち寄り、5合目下山が11時頃となりました。
温泉へ立ち寄り新宿へ。
帰りのバスでは皆さまひとりひとりに富士山ツアーの感想などをお話しいただきました。
やはり登るペースはそれぞれで。
それでもひとりひとりが一歩一歩自分の足で、
24名全員登頂ができたこと私自身とても感動しました。
山頂からの御来光や影富士、満天の星空は皆さまへの本当にご褒美だと思います。

Photo_8

皆様お疲れ様でした。



HIS エコツアーデスク

2024.04
loading...
テーマ一覧