企画の仕事では新しいツアーができないかといつも考えているのですが
アイデアがあっても実際にお客様に提供するまでいかないことも多々あります。
今日はそんな一例をご紹介。
場所はアフリカのケニア ケニアの首都ナイロビから1時間ほどでいったところにある村です。
この村はノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイさんの活動
“グリーンベルト・ムーブメント”の一部になります。
その目的とは自分たちの環境の持続的な向上、
より緑多いきれいな国をつくるために意識的に働く人々が住む社会を創ること。
では、実際にこの村では何をしているのか
コミュニティの人々は日々、自分たちで食べる作物をつくり共同生活を行います。
あまった作物や野菜を市場に売りにいくこともあります。
また木を植え、植えた木から得られるフルーツや建材も日々の糧となります。
↓木を植える
こういったコミュニティがケニア中に点在しています。
おもしろいのはコミュニティのリーダーが定期的に集まって作物の栽培や市場での販売方法などの学習を定期的に行い、そのアイデアをそれぞれの村に持ち帰って全員に広めているところ。
例えば、見学にいったときは“インゲン”の畑を見せてもらいました。
生長が早く繰り返し収穫できるうえに冷凍食品の会社(たしかフランスの会社と言ってたような・・・)が高く買ってくれるとのこと。逆に、コーヒーは栽培しても競争があってそれほど高く売れないからそんなに栽培していないと案内してくださった方が言っていました(現在はまた状況が変わっているかもしれませんが・・・)。
自分たちで学んでより良い生活をつくろうとしている雰囲気があり、それが自然なのに感激しました。
その他、様々な作物を植えられている畑や村の中を見せていただきお昼をご馳走に
↓
写真だとわかりづらいかもしれませんがいくつかの違う種類の芋をふかしたものと
マッシュポテトにケールとトウモロコシを混ぜたもの、バナナが並んでいます。
素朴ですが、アフリカの日差しを浴びて育った野菜はシンプルな料理でも十分おいしくいただけました。
ご飯を食べたあとは質問タイム!!村の人から日本についての質問が飛び交います。
とはいえ、たくさんの村の人たちに対してこちらは日本人2人
あらたまって聞かれると意外と答えられない質問に四苦八苦でした
最後にお別れの歌と踊りで見学は終了
隣のおばちゃんに教えてもらいながら見様見真似で一緒に踊りました
↓
実際に自分で体験してみておもしろいと思ったのですが、やっぱりケニアに行ったらサファリ
村までの移動などで結構時間が取られてしまい国立公園でのサファリの時間が削られてしまうのと、
個人旅行(1~2名様)では村の受け入れが難しいので断念してしまいました・・・。
機会を見てリリースできればと思っておりますのでご興味のある方は気長にお待ちください。
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H.I.S.エコツーリズムデスク
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