みなさん、お久しぶりです。

徐々に都会生活に慣れ始めた??伊藤です 笑


ボランティアツアー体験談ブログ、おかげさまで大好評です。

ありがとうございます(*^▽^*)sign03



そこで、今日からは参加者だからこそ知っている

ツアーの裏話、リアルなお話をしていきたいなぁ~と思います。


これを読めば、迷っている人もそうでない人も、きっときっと

ボランティアツアーへの興味が高まること間違いなし。


もーっと詳しく聞きたいなって方は、遠慮せずに伊藤まで

お電話・メール、来店でも熱く語りますのでぜひぜひどうぞ!!




それでは、『ボランティアツアー裏話 -その1-』 はじまりはじまりぃ~notes



時は、2006年9月。

私がフィリピンで20歳を迎えた、そのわずか3日後の出来事です。



最初のブログでお話させていただきましたように、フィリピンボランティアツアーでは

アエタ族の住む、カマチリ村で2泊3日ホームステイをしながら

学校の修復作業や、植林、子どもたちとの交流をしました。


その中で私たちが衝突したのが、「価値観の違い」という問題でした。


滞在中は、フィリピン人女性2名と私を含めた日本人女性2名の4人で1グループ

4人で同じステイ先で、活動もグループ単位で行います。


まずは、チームの名前や目標を決める「チームビルディング」

お互いの結束を高めます。


フィリピン人2名の方が私たちよりもかなり年上ということもあって、

彼女たち中心に物事が進んでいきます。


でも、今回はあくまで対等な立場。ちゃんと自分の意見を伝えようと私は必死に

コミュニケーションを取ろうとしました。


しかし提案するアイディア、意見、全てNo, No,と却下されていきます。

勇気をもって発した一言をさらっと否定されると、次の言葉が出てきません。


そして、私たちのチームの旗はピンクの布に、赤く「女」とふちどっただけの

ものになりました。他のチームはいろんな色を使って、イラストを書いたり

装飾したり・・・「せめて中だけでも塗りたい」といった私の意見ももちろん却下されました。



そのため他のチームへの発表も乗り気にはなれませんでした。



そして翌朝。

この日もプログラムは詰まっているため、集合時間は厳守。

とはいってもここはフィリピン 『フィリピンタイムといって

時間にはかなりルーズです。


それを知っていた私たちは、時間にかなりの余裕を持って

「明日は○○時には起きて、ご飯をたべなきゃね」と約束して寝ました。



が、しかーし・・・

翌朝起きて、用意OKの私たち。あとは朝食を食べるだけ


そしたらフィリピン人たちは、目覚めたものの、「これから朝食を買うから着いて来て」と。

何も知らなかった私たち。


そして朝食を買って戻ると、もう全体の集合時間。

私は、朝食を取らずに集合場所へ行こうと提案。


ですが、集合時間なんてお構いなしのフィリピン人

結局、私たちは1時間遅れでボランティア活動に合流。



電気・ガス・水道のない、非日常生活に言葉の壁。

その上、全く意見に耳を持とうとしない彼女たちに

私も限界が来ていました。


午後の部で、元気がない私に気がついた別チームのフィリピン人に

「なにかあったの?」

そう聞かれた一言で、涙が止まらなくなりました。

日本人チームリーダーとして参加し、私がしっかりしなきゃと

張り詰めていた緊張の糸が一気に切れてしまったのです。



そしてようやく落ち着いた私は、その夜チームで話し合いをすることにしました。


その時、他のキャンプメンバーは、村での最後の夜を

キャンプファイヤーやゲーム、歌に劇にと楽しんでいた

まさにその時、私たちは泣きながら真剣に話し合いをしたのです。


そこで、見えてきたのは「価値観の違い」だったのです。


ここでは、「リーダー像の違い」


日本人にとってのリーダーは、みんなの意見を聞き入れ尊重し、

上手くまとめていくイメージが私にはあります。


でもフィリピン人にとってのリーダーは、ジャイアン型??

リーダーが絶対で、チームメンバーはその指示に従うのみ。

下から上には意見を言うものではないとのことでした。


これも軍事国の影響とのこと。



でも、チームの旗をシンプルに仕上げたのには、理由がありました。

ペンキは4色のみ、それを6つのチームでシェアするから、

あまりたくさん使ってはいけない。


時間も限られているから、早く完成させれば、他のチームも

続いて短時間で作れる。


私が「なぜ?」とNOと言われる理由を一言聞いていれば、

こんなことにはならなかったのです。


朝食を食べて遅れた件も、フィリピン人の中でも

カマチリ村は家族の結束が高い。

どんなに遅くなろうとも、家族みんなで食事を必ず取る。


そういえば前日の夕食、なれない食事

(芯がたくさん残っているご飯に、茹でたゴーヤが乗っているだけ)

なんとか完食しようと必死に食べていた私を、

食べ終わった家族はずっと待っていてくれました。




こうして、お互いの想いをぶつけ、誤解のとけた私たちは、

真のチームになれたのです!!



遅れてキャンプファイヤーを楽しみ、その帰り道。


気がつくと、私たちの周りにはステイ先の家族が集まっていて

みんなで手をつないて家まで帰りました。


泣きながらのミーティングは、英語でやっていたため

ステイ先の家族には、なんのことかは全くわかってないはずなのに

それでも笑顔で手をつないでくれた家族。


価値観の違いと、家族の絆の大きさを知った経験でした。



皆さんもぜひ、このような貴重な体験をしてみませんか??


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