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green traveler編集長です。

自然を楽しむ方法のひとつに、ゆっくり歩くことがあります。

ゆっくり歩くことで普段通りすがりの風景にも発見があったりしますね。目的地まで早く移動するのもよいですが、目にした風景は「流れさる風景」で記憶に定着しないものです。ゆっくり歩き、たちどまってじっと眺めた風景の記憶は「長く留まる記憶」です。
“自然を楽しむ”エコなブログ
近くの公園の木です。よく見るととても不思議な形をしています。幹の主要部分は枯れて途中から折れ曲がってさらに成長した木です。枯れてしまった理由はわかりませんが、いずれにせよ「軌道修正」を余儀なくされたのでしょう。幹の大部分は枯れているのに折れ曲がったその先からは生き生きと元気な木です。興味深いのは、枯れているわずかな幹を活かしているということです。悪い経験をも活かすその力強さに胸を打たれます。

挫折を味わっても軌道修正を余儀なくされても行き続ける勇気を与えくれる「通りすがりの木」です。

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