Green Traveler の部屋
2011.03.25
みなさん こんにちは。green traveler編集長です。屋久島が世界自然遺産としてなぜ世界に認められたのか?
理由のひとつが亜熱帯から冷帯まで多様な気候がひとつの島に存在すること。
海岸付近は今、20度前後になって暖かい陽気ですが、最高峰宮ノ浦岳周囲の奥岳と呼ばれる標高1800m地帯は今も雪に覆われています。
屋久島には標高の違いで大きく3つに植物分布を分けられます。亜熱帯性の照葉樹林、縄文杉や紀元杉など巨木や深い森のあるヤクスギ林帯、そして山頂付近の低木と草原地帯。
みなさん初めて屋久島に行かれると必ず縄文杉を目指しますが、そのさらに標高の高い高山地帯は厳しい冬を越えてようやく表舞台になります。
特に5月末から6月上旬にはヤクシマシャクナゲという赤、ピンク色の大きな花が宮ノ浦岳周辺の高山地帯に咲き誇り、それは天空の楽園のようです。
冬は雪に閉ざされるこんな厳しい環境で美しい花を咲かせ、私たちを魅了するシャクナゲには本当に頭が下がります。
宮ノ浦岳は屋久島最高峰であると同時に九州最高峰なんです。
そんなシャクナゲ美しい時期に屋久島観光協会が毎年シャクナゲ宮ノ浦岳登山イベントを行います。それに合わせたエコツアーを用意しました。
専門ガイドと宮ノ浦岳を日帰り登山。環境に配慮して携帯トイレとゴミ袋を用意します。簡単なコースではありませんので準備と心構えが必要ですが、今からトレーニングと準備をすればどなたでも登頂できます。
山頂からの絶景はもちろん、途中には日本最南端の高層湿原やヤクスギの深い森など変化に富んだまさに洋上のアルプスを堪能できますよ。
屋久島観光協会が行うシャクナゲ宮ノ浦岳登山は5月28日。ツアーは5月27日出発です。
屋久島トレッキング講座(参加費無料)を4月23日(土曜日)に実施しますので、そちらも合わせてぜひご参加下さい。
屋久島 宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡縦走トレッキング講座
●開催日時:第1回4月23日(土) 14:00~15:30 第2回5月7日(土)15:00~16:30
●開催場所:H.I.S.新宿本店9階セミナールーム
●参加資格:ツアーにお申し込みの方又は参加を検討されている方
●定員 :各回30名 (定員を超える場合はツアー申込者を優先させて頂きます)
●参加方法:下記オンライン またはお電話にて。事前予約制です。
オンライン申込はこちら
>> http://www.his-j.com/tyo/eco/his_shiryo-01.htm
H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
PC:http://www.his-j.com/tyo/eco/top.html
mobile:http://t.his-j.com/00130/index?uid=NULLGWDOCOMO