Green Traveler の部屋
2011.04.28
いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長です。今日はエコツアーの聖地、世界自然遺産に世界で初めて登録されたガラパゴスのご紹介です。
今日から数回に分けて、ガラパゴスの魅力をお伝えしていきます。
早速ですが、ガラパゴスで思いつくものはなんでしょうか
イグアナ
ゾウガメ
こうした野生動物は耳にしたことがある方も多いでしょう。イグアナやゾウガメに代表されるように独自の進化をとげた野生動物の宝庫として知られています。かのダーウィンが進化論を着想した島としてあまりにも有名です。ゾウガメ、イグアナ、ヘビなど陸生は虫類に限っては100%が固有種といわれています。さらに赤道直下でありながら、寒冷地に近いオットセイやペンギンが生息していることもユニーク。南極海から北上するペルー海流(寒流)に乗って、漂着したと考えられています。さらに暖流のパナマ海流に乗って、アシカやサンゴもやって来た。大陸から1000km離れた孤島に様々な動植物が海を渡り、進化していった営みに気づいたのがイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィン。
さて、ガラパゴスはどこの国でしょうか 意外と知らない方が多いのですが・・・・・。
答えは・・・・エクアドルです。首都はキト。
エクアドルは南米大陸の国ですが、ガラパゴスへは首都キトから空路で行きます。エクアドル本土から約1000kmほど離れています。1000kmとは、日本の小笠原も東京から約1000km離れていますので、距離感はなんとなくわかっていただけますか?
世界自然遺産第1号のガラパゴスでは、生態系を保全するための徹底した措置が採られています。
●ガラパゴスへ向う機内で・・・客室乗務員が殺虫剤を噴射して、外部からの植物・動物の侵入を防止
(不快にならない甘い香りですのでご心配なく)
●土地の97%は国立公園エリア
●単独での公園内の立ち入りは禁止
●資格を有するナチュラリストガイドの同行が義務化されている
●上陸箇所も制限され、全体の1%
なぜこのように厳しい措置がとられているのか・・・、それはひとえにガラパゴスの独自の野生動物などの生態系を保護するためです。なぜここまで過保護と思えるくらい厳しいのか・・・・・。固有種が多いガラパゴス諸島は、外来種に対し免疫がなく、一気に広がってしまうからです。
こうしたこもとあり、数多くの研究希望者を引き寄せ、まさに「生きた生物研究所」となっています。
H.I.S.エコツーリズムデスクのガラパゴスツアーはこちら
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