いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集部の木村です。
昨日の夜、編集長の鮫島、編集部の佐藤と3人で六本木バーベキューガーデンへ行ってきました。
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このイベントはNPO法人農家のこせがれネットワークが主催で「美味しく楽しく東北応援」をテーマに東北地方の旬な野菜や食材を中心に、他にも「みやじ豚」など団体と関わりのある食材も加えてバーベキューにして食べるという内容です。
仕事が終わってから駆け付けたので開始時間から少し経ってしまっていたのですが、すでにおいしそうな匂いが会場に充満しています
東北の旬の野菜がどんどん焼かれていきます
たまねぎやキャベツ、ニンジン、アスパラ、カブ…などなど
さっそくハシを取り、自分のお皿にとって進んでいきます。
まずは素材の味を楽しむためにここは塩コショウでシンプルに食べてみます。。。
甘い!口に入れた玉ねぎは甘みが口に広がり、玉ねぎの臭みはまったくありません。同じくニンジンやアスパラも甘みが強く、歯ごたえも良いのでどんどん口に放り込んでいきます。
野菜が美味しいのでもう野菜だけでいいんじゃないかと思いましたが、やはり「バーベキュー」といえばお肉。そこはぬかりなく準備されていました。
まずは
伊達鶏(福島県)
こちらも塩とコショウだけでいただきます。
鶏臭さがまったくなく肉はほど良い噛みごたえがあり、噛みしめるとしっかりとした味わいがあります。
解説をじっくりと読んでみると
~ブロイラーは柔らかすぎて物足りない。でも、シャモやカシワは少し固すぎる…。そんな声にお応えするのが伊達鶏です。鶏種、飼育日数、飼料にこだわったことで、独特の「やわらかな歯ごたえ」が生まれました。(伊達鶏の紹介文より)~
また、フランスから味の良い鶏種を導入してじっくりと育てることで肉のコクとうま味を引き出しているようです。
紹介文を読んで、まさにその通りと肉を食みながら次へ進みます。
みやじ豚
こちらは湘南の農場で健康に育てられたおいしい豚で、2008年の農林水産大臣賞を受賞。こせがれネットワークと繋がりの深い食材です。
こちらも豚肉の臭みは全く感じることなく、紹介文の通り、脂身の甘さが口に広がります。
これらの美味しい食材を楽しみながらも今回のイベントのテーマである東北地方で震災の被害を受けた方々への思いは忘れません。
会場には「蔵王ありが豚(トン)」というブランドの豚を宮城県白石市で育てる高橋さん兄妹がいらっしゃっていました。
震災と津波の影響により2,000頭いた豚がわずか93頭まで減り、養豚場の施設も壊滅的な被害を受けたそうです。
もう養豚の再開は無理かもしれない。そんな思いの高橋さん親子をすくったのは地域の人々。
自分たちも被災しているにもかかわらず、必要だと思ったものを持ってきてくれたり、手伝ってくれたりしてくれた近所の方々から改めて「つながり」を感じたとおっしゃっていました。
会場で話をする高橋さん兄妹
※被害を受けた養豚施設の様子はこちらのページからもご覧いただけます。
東北地方の方々は被災地でまだまだやらなければいけないことはたくさんあると思います。東京に住んでいる私たちも何かしなくてはと焦る気持ちになってしまうこともあります。まずは落ち着いて日々の生活の中から私たちなりにできることを
東北地方の食材を楽しみながら東北地方を応援するこういったイベント。機会があればまた参加したいと思います。
H.I.S.エコツーリズムデスク
木村 友響
五感にチャージする大自然エコツアー
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Green Traveler の部屋
2011.05.21