いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler 編集部の木村です。
今日は私が担当しているアフリカ ケニアのお話です
ケニアには多くの民族が生活しているのですが、そのひとつに「マサイ族」という民族があります。
マサイ族はたくさんあるケニアの先住民族の内のひとつですが、日本でも有名な民族ですのでその名を耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか
「マサイ族」その言葉を耳にしたとき、私の頭に浮かぶイメージは褐色の肌に赤い布をまとった(赤はマサイ族の伝統的な色です)人々が広大なサバンナに立つ風景です。
そう、上の画像のイメージです。
マサイ族は実はアフリカ ケニアの全人口の1%未満、20~30万人ほどの民族です(ケニアの全人口は約4,000万人)。
それほど人数が多くはないマサイ族が何故、こんなにも知られることになったのか?
・・・おそらく、それはマサイ族の生活スタイルがとても印象的だからではないでしょうか。
彼らは基本的に定住せず、狩猟や家畜の遊牧で生計を立てる遊牧民です。伝統的な住居は牛糞でつくった家に住み、一夫多妻制。日本の私たちと大きく異なる生活をしています。
また、それだけではなく前述のように赤のマントをまとい、色とりどりのビーズのアクセサリを身に着けた彼らのファッションも印象的です

布やビーズ
の色の使い方がきれいです。
歴史的にも植民地の時代には他の多くの民族がヨーロッパやアラブの宗教や生活スタイルを受け入れていく中で頑なに独自の文化を守り続けているその姿勢も、彼らを印象づける要素なのかもしれません。
しかし、マサイ族も近代化するケニアの中で徐々にその生活スタイルを変える人も出てきているようです。
事情により、これまでに様な遊牧生活ができなくなったり、現金の収入を求め、首都のナイロビで働くマサイ族も増えてきているそうです。
アフリカを担当していて、そんな彼らの伝統的な生活スタイルに焦点をあてたツアーができたら・・・と思っています。
準備ができしだい、近日発表いたしますのでご興味のある方は楽しみにしていてください。
green traveler
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