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green traveler編集長の鮫島です。

せっかく旅行する屋久島ですから、天候に恵まれるのは誰しも思うことです。

でも1ヶ月に35日雨が降ると言われる屋久島。油断はできません。

下記が平均気温と降水量です。

梅雨時期が年間で最も雨が多いのは事実ですが、ただトレッキング自体が中止になるほどの荒天はむしろ台風時期の7～9月が確率は高いかもしれませんね。
ですので一概に「雨が多い＝悪い時期」ということでもなさそうですよ。

例えば、梅雨時期でも日によっては快晴の日もありますし、特に1600m以上の高山地帯にしか自生しないヤクシマシャクナゲはこの梅雨時期こそ見ごろを迎えます。


まさに天空の世界ですね。

ヤクシマシャクナゲの特徴は・・・

「赤く咲いて、白く散る」

色の違いは、種類の違うではなく、花自身が変わっていくんですね。なんとも神秘的！
さらにほかの西洋ャクナゲとの違いは、葉っぱの裏側に産毛のようなふさふさがあること。

屋久島のトレッキングは「雨天決行」が基本です。



中止になるのは・・大雨洪水警報の時、台風の時。
縄文杉は大雨でも比較的中止の確率は低いですが、白谷雲水峡は渓流のため、大雨になると増水のため中止になる場合があります。

もともと海上に聳え立つ急峻な洋上のアルプスですので、上昇気流により雲ができやすい地形ですので、天気予報が「晴れ」でも、屋久島の山では「雨」ということはしばしばあります。

地元の人いわく、天気予想もあてにならない・・・

夏場は湿気も多く、山の中はこんな霧に覆われることも珍しくありません。


むしろ縄文杉などはこうした霧に覆われるととても神秘的ですねぇ。


トレッキング時に持っていくべき雨対策グッズ
①レインウェア（上下分離）
②ザックカバー（ないとザック内の着替え・タオル・お弁当が濡れてしまいます）
③ジプロック（携帯電話・お札など貴重品は湿気防止を！）

特に携帯電話を水没してしまう方が意外と多いので十分注意してください。

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