登山トレッキング、自然体験、環境保全、環境教育、文化交流などエコ&エシカルな旅の情報をお届けします！大自然体験・トレッキングエコツアー旅ブログ

テーマ：知床

2012.06.10

シャチがいる？日本の世界自然遺産『知床』ベストシーズン到来！

green traveler編集長の鮫島です。

いよいよ梅雨入りですねぇ。空はどんより、洗濯物も乾かず、いや～な季節だと感じる方もおおいでしょう。同じ日本にありながら、梅雨がない地域があるのはご存知ですか？

そうです、北海道は梅雨がありません！

むしろさわやかで若葉が山々を覆う美しい景色を楽しめるベストシーズンといってよいでしょう。

中でもおすすめは世界自然遺産の知床。

ただの見るだけの観光でなく、自然にじっくり」向き合う、そして五感で体感して頂くツアーを作りました

知床に3泊してじっくり本当の知床の大自然体験と豊かな生態系を学ぶ旅

世界遺産知床半島横断エコツアー4日間

http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-shiretoko4_2011.htm

このツアーの特徴は、知床半島のウトロと羅臼（らうす）の性質の異なる２つの地域を知床半島をまたがったフィールドにしてることです。一般的なほかの知床ツアーは、ウトロだけもしくは羅臼だけというものがほとんどです。残念ながら、一方だけでは残念ながら知床の本当の素晴らしさは体験できません。

知床が世界自然遺産委登録された最大理由は、陸・海・空のすべてに食物連鎖の頂点となる野生生物が生息するほど、豊かな自然が保たれていることです。

ウトロエリアの自然体験

ウトロ周辺では、おもに豊かな森で自然体験ができます。ガイドの解説を聞きながらゆっくり歩きます。

中でも有名なのは、知床五胡ですね。知床連山と美しい湖のコントラスト。そしてこのエリアに生息する野生動物たち。

陸の食物連鎖の頂点のヒグマ。森を歩いているとクマの足跡や爪跡に遭遇することもあります知床五胡ではクマが出没すると入場できなくなります。会ってもみたい気もありますが、ちょっと怖いですよね。

そのほか必ず出会えるのが、キタキツネ。

あと、エゾジカは会えないことはありません。むしろ増えすぎ・・・

出会えたらうれしい希少な動物がこちら！なんでしょうか？

＞＞エゾリス

これは？？？

＞モモンガ！　モモンガはムササビとおなじような動物で、ただサイズが小さい！飛んでる時は食パンくらいの大きさなので、なかなか出会えませんが。

そのほか、夜はシマフクロウも！

私も夜のナイトツアーで出会えましたよ！感動でした。

羅臼エリアの自然体験

次は、羅臼（らうす）エリアの魅力。こっちも負けてません。羅臼がスゴイのは・・・・海です。

クルーズで野生動物探しに出かけます。

羅臼で遭遇が期待されるのは・・・・

なんでしょうか？？？

シャチ～

マッコウクジラ～

圧巻はこれです！

海鳥のミズナキドリの大大大群～

特に６月から７月は遭遇率が高いです。

そのほか、イシイルカもかなり高い確率で遭遇できます。

日本でシャチが観られるって知ってましたもともと羅臼の漁師の間では有名な話だったそうですが、その存在が広く知られるようになったのは最近で、世界中から研究者が集まってくるそうですよ。

なんでこんなにたくさんの海の野生動物がいるかというと、その答えは豊かな漁場があるから。人間にとって羅臼近海は、イカ、サンマ、スケソウダラ、サケ、マスの世界有数の漁場。それを求めてやってくるのは漁師だけではないようです。

知床半島に行くと、人間以外の「ほかの生物たち」がこの地球を同じ住処にしていることを再認識させてくれます。まさに地球に一緒に暮らす動物たちとの共生を考えさせてくれるのです。

森歩きもそんなに高低差や距離もないので、トレッキング軽軽のない方や小学生低学年でも十分楽しめるのが知床のよさかもしれませんね。

あともうひとつ、北海道の魅力は・・・グルメです。