モンゴル
2013.05.13
【学ぶべき遊牧民の暮らし】
編集長の鮫島です。実は私は2004年から3年間モンゴルに駐在しました。自分の目の前に広がる360度の大草原・・。天空の「青」、空に浮かぶ「白」、草原の「緑」の3色しかない大草原の風景と、風の音以外何もない静寂に、当時、私は自分自身が「地球に生かされている」ことを実感しました。
一見、貧粗に見える遊牧民の生活ですが、実はとても学ぶべき点がたくさんあります。移動式テント「ゲル」の生活は、移動を前提としているため所有するモノを最低限にする小消費生活が基本。そしてモノを無駄にしない循環型のエコな生活。
家畜を見事なまでに解体し、血一滴も無駄にしない生命の有り難みと直面する生活。そして円形の移動式住居ゲルは家族団らんの場のでもあり、遊牧民は家族の絆をとても大切にしています。多くの遊牧民はラマ教(チベット仏教)敬虔な信者で、その生活には宗教を背景としたしきたりや習慣があります。
厳しい自然だからこそ、自然と共生する知恵や人と人の絆を大切にしています。そして、一度、受け入れたら家族同然の対応してくれる寛大な心。そうした生活を体験し学ぶことは、私達自身の生活を見直すきっかけになるのではと考えています。
近年、少しでも豊かな暮らしを求めて、彼らは本望である遊牧生活をやめて首都ウランバートルへ移り住む遊牧民も増えています。私たちが訪れることで、そこにお金が落ち、遊牧民の生活を継続するきっかけになります。
★モンゴル遊牧民文化交流5・6日間
7/31、8/6発催行決定
http://www.his-j.com/tyo/eco/asia/eco-mongol01.htm
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green traveler
by H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
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