こんにちは!H.I.S.エコツアー企画の丸山です。
屋久島で最も有名な観光スポットと聞いて「縄文杉」
を思い浮かべる方も多いと思いますが、
5月のゴールデンウィークには一人旅で、女子旅で、夫婦旅で、
多くの方が縄文杉を見に訪れました。
そんな縄文杉ですが、実は「縄文杉」という名前は種を示すものではなく、
植物の個体に付された名前(固有名詞)だということをご存知でしょうか?
つまり縄文杉という巨木はこの世に一つしか存在せず、
それ以外はいくら大きくても、いくら古くてもすべて「屋久杉」なのです。
屋久杉の【代表】 縄文杉
屋久島の杉がこれほど長生きする理由
屋久杉は、屋久島の標高500mを超える山地に自生している杉の総称です。
ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹である杉は全国各地で広く見ることができますが、
この屋久島は杉が自生しているエリアの南端に位置しています。
杉の平均寿命は一般的に「長くても500年程度」といわれています。
500年前と言えば、日本では戦国時代の真っただなかであり、
ヨーロッパでは宗教改革があった時代ですね。
しかしその一方で、屋久島には樹齢2000年(2000年前は弥生時代!)
をゆうに超える屋久杉がいくつもあります。
この桁外れに長い寿命の理由は、屋久島特有の環境にあるとされています。
栄養の少ない花崗岩の痩せた土地に生えていること、
多湿のために樹脂が多く腐りにくいこと、
新鮮な水に恵まれていることなどの条件が重なり、
通常よりも成長が遅いためにこれほど長く生きていけるようです。
現地では狭義において樹齢1000年に満たない屋久杉を「小杉」、
樹齢1000年を超える屋久杉を「屋久杉」と呼ぶそうです。
生い茂った森の中で1000年以上も生きてきた屋久杉と対面すると、
とても不思議な感じがします。
自然の神秘を感じる屋久杉を見に行きませんか?
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~green traveler by H.I.S.~
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