前回の、マヤ世界旅行の続き。
メキシコの遺跡は、夕方5時にしまる(ナイトショーやっている遺跡は除いて)ので、15時半の現在、あと4つの遺跡をみるのはなかなか難しい。けれど、とりあえず、何もない道をひた走る。知らない遺跡ばかりだったけど、これから見る、サイル遺跡、ラブナ遺跡は、名前だけは聞いたことがある。カバ遺跡、ウシュマル遺跡は、有名すぎる。一体俺は名前も知らないようなところでどれだけ時間をつぶしていたんだろう…。
最初に見えてきたのは、ここ。ラブナ遺跡。
駐車場はあるけれど、車が止まってない。
人気がとにかくない。
森の中をかきわけ中央広場に。
中央には、登ることはできないですけれど立派な遺構が。
もう空は夕焼け色。
急いで、サイル遺跡へ。
サイル遺跡は、このラブナ遺跡と対で考えられるようです。
距離も非常に近く、車で10分もかかりません。
サイル遺跡
やっぱりここも広い。
ここも、壁面に描かれたレリーフが綺麗なんだけど、
炎天下の中体力消耗で、だんだん気力がなくなってくる…
次のカバー遺跡はもう間に合わんな…
サイル遺跡から5キロ
カバー遺跡
実際に中に入ってきましたよと言わんばかりの写真です…(に見えますよね…)。ウシュマルと対で考えられることが多く、メリダ発のツアーのほとんどが、ウシュマル・カバーの両方をまわります。
そして、本日のメイン
ウシュマル遺跡も他の遺跡同様、夕方5時になると一旦しまりますが、7時からの音と光のショーのために、6時半ごろから再オープン致します。6時頃はこんなに明るいのに…7時になるともう真っ暗。
入り口をからショーの会場となる尼僧院への導線の途中に見えるのが、数あるピラミッドの中でも最も美しいと個人的に思う魔法使いのピラミッド!その規模もさることながら、女体を思わすかのような滑らかな曲線が非常に美しい。晴れた日のあつい昼間に汗をかきながらみたいものですね。
音と光のショーは尼僧院から見学します。真っ暗な闇の世界から突如現れる、光のオブジェと化した「亀の家」や「総督の宮殿」はやっぱりうつくしい!僕のカメラでは光が届かず、写りませんでしたが、心の中にはしっかりきざんでおります…
しかし、美しいのはそれだけじゃない!光が消えた瞬間、あたりには夜の闇の帳が舞い降ります。月と星、それ以外の光は消えてしまい、空には星の海が…こんなに美しい空はそうそう見えるもんじゃありません。よくメキシコは、宇宙に一番近い国、と言われます(科学的根拠はないと思われますが)。そんなことも納得できる星を見ることができました。
この光のショーなのですが、一瞬一瞬はすごく綺麗なのですが、それと同時に、マヤの神話が朗読されます。全部スペイン語…通訳機の貸し出しはあるのですが、日本語は無し…蚊が多い…肌寒い…いろいろありますけれど、見る価値ありです!ぜひおためしあれ!
以上12時間に及んだ間や世界の記録を、ダラダラと記載しましたが、今回で一旦終了です。
メキシコ含むメソアメリカは遺跡の宝庫。ご旅行の際は、あなたのお気に入りの遺跡を見つけてみてはいかがでしょうか?ちなみに私の個人的に好きな遺跡は、グアテマラのティカル遺跡とウシュマル遺跡です。
***yuta