カリブの島々
2009.04.23
キューバには、ハバナ旧市街以外にもモチロン世界遺産があります。
Trinidad y Valle de loos Ingenios
(トリニダードとロス・インヘニオス渓谷)
16世紀に栄えた、砂糖産業の街
往時の面影を、現在も残したコロニアル・タウン
非常に小さな街で、15分もあれば街の端から
端まで移動することができるほど
それでも、街全体が博物館といわれるような
かわいらしくて、ほのぼのした街
ハバナから、夜行列車で10時間
それからさらに車で2時間
田舎道を延々と行った先にあるこの街
一番の魅力は、人の良さ
基本的に田舎の人たちなので、とても温かくて、
とにかく親切。ハバナの人もモチロン親切なの
ですが、ここは特別。
純粋というか無垢というか、こちらまで暖かい
気持ちになります。
10分も歩けば、馬がもっしゃもっしゃと草を
食む、田舎景色。
いい所だ、、、。
そんな田舎街にもモチロン根付いた革命精神
よーく見ると、車のライトにチェ・ゲバラが、、、。
このライトを照らすと、夜道にチェが浮かびあ
がるのかなぁ。
味の薄いパンに玉ねぎと、かすかなチーズを
のせて焼いたピザを食べながら、豊かさってなん
だろう、とふと考えてみる
難しいけど、素朴なピザもおいしいなぁ。
*** oliver
カリブの島々
2009.03.19
『教育なくして、革命はならず』
街ですれ違った、ランニング中のおじさんのTシャツに
書かれていた言葉(写真を撮り損ねた、、、)。
革命の理念の根底に流れるのは、教育と社会主義。
この国では、国民全てが、大学卒業までの全ての教
育を無料で受けることができます。
教育こそが、革命の未来を保証するもの、と考えてい
るのです。
本州の半分以下の国土に、東京の人口より少ない約
1100万人が暮らしており、大学は63もあります。
体育は近くの公園で。
部活は広場でバレーボール。みんな手足が長い!!
まさか、この中から、未来の代表選手が、、、?
教育の中にこそ革命の実現を見出した、
Fidel Castro (フィデル・カストロ)
『革命の理念は、星のように尊し』 Fidel
Viva Fidel = フィデル万歳
最高指揮官の座を退いてなお、国民のリスペクトを
受けているようです。
キューバの人たちは、穏やかで優しいだけでなく、
しっかりとした理念の下で教育を受けているので、
道徳観、というものを持っている気がします。
短い旅行期間で、そういったものを感じるのは難し
いかもしれませんが、積極的にコミュニケーション
を取って貴重な体験ができれば、素晴らしいことで
すよね。
■キューバ・パッケージ・ツアー
お見積となります。下記メールアドレスにお問い合
わせください。
mexair@his-mexico.com
■キューバ行航空券
弊社HPをご参照ください。
HIS HP
*** oliver
カリブの島々
2009.03.12
ご存知ですか?
キューバがどこにあるか。
僕はメキシコに来てから知りました。
メキシコのお隣、メキシコシティから首都ハバナまで
1800km、飛行機で約2時間30分。カンクンからだと
たった500km、飛行機で約1時間のところにあるんです。
日本からソウルが約1200kmなので、同じような距離と
いえます。
アメリカからも近いのですが、政治的な関係から、フラ
イトはありません。メキシコからだと、近くてアクセスも
抜群。
やはり、メキシコに来てから、キューバの近さを知り、
キューバに足を伸ばす方も多いです。
直行便はメキシコシティから1日2本、カンクンからも1
日2本。メヒカーナ航空とクバーナ航空の運行がありま
す(2009年3月現在)。
革命の島、カリブの楽園、ゲバラとカストロの国、ラムと葉巻
の国、、。
どんな言葉も的確に表しているようでいて、
本質を捉えきれない国、キューバ。
資本主義社会が発展を続けるこの21世紀に、世界でも
唯一かもしれない、革命の匂いがいまだにする国、キューバ。
そんなキューバも近年、観光に非常に力を入れており、
その独特の文化、歴史、社会、政治、経済的背景も手伝って、
世界中から多くの観光客を受け入れている国でもあります。
キューバの首都ハバナ
キューバも、他のラテンアメリカ諸国と同じく、スペインの長
年の植民地支配を受けた国。
旧市街には、スペイン支配時代の建造物が多く残されてお
り、その文化的価値から、旧市街全体がUNESCOの世界文
化遺産に登録されています。
社会主義の現在では、信じられない話ですが、アメリカの
力により、スペインからの独立を遂げ、約50年間アメリカの
半植民地支配の時代へと移ります。
旧市街に残る、旧国会議事堂は、アメリカの国会議事堂を
モデルに建てられたもの。そっくり。
街には、1959年のキューバ革命後のアメリカによる経済封
鎖以前に輸入されていた、旧型のアメ車が今も現役バリバ
リで走っています。
社会主義国家としての再生、キューバ危機、東西冷戦などの
世界情勢の中で物不足は続き、当時の旧車を修理、修理で、
使い続けていくしかなかったのです。
表向き、アメリカの経済制裁は続いていますが、フィデル・カ
ストロの退任、オバマ大統領の懐柔的なキューバ政策により
両国の関係は正常化へと向っています。
現在でも年間数万~数十万人のアメリカ人がキューバ旅行
をしていると考えられていますが、もし、渡航自由化となった
らアメリカ人だけでも100万人以上がキューバ旅行をすると
考えられています。
社会主義国だからこその、日本や他の資本主義国とは根底
から異なる、思想、社会、政治、文化、そういったものは、海外
から入ってくる情報が多くなればなるほど、良くも悪くも変わっ
ていってしまうんじゃないかな、と個人的には思います。
そういう意味では、今のうちが、キューバらしいキューバを体
感できるラストチャンスかもしれません、、、。
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*** oliver