メキシコシティ2006年度の犯罪被害報告の続きです。

(1)の内容はこちらをご確認下さい。

http://ameblo.jp/his-mexicocity/entry-10028548832.html



メキシコシティにおける犯罪被害の実例


観光中、自称米国人から「妻からの送金が届かない。後で送金するので貸してほしい」と懇願され、5000ドルをカードで引出し貸与え、騙し取られた。

→昨年、非常に多発した事件で、被害額は15万~50万円相当。今年も未遂に終わってますが、事件は発生しております。怪しいなと思ったら、すみやかにその場を離れるよう心がけてください。


地下鉄車両内にて、2人組のメキシコ男性からスペイン語で話しかけられた後、乗降の混雑に乗じ、所携していたカメラ等をスリ取られた。

→事件の多くが、スリや置き引きなどです。特に混雑した車内で被害に逢われる方が多いです。混雑する時間帯は地下鉄などの移動を極力避け、また深夜早朝など、人気のない時間帯も使用をさけるようにしてください。周りに怪しい人がいるときは車両を変えるなどの措置をとるようにしてください。


バーの壁にジャケットをかけていたところ、パスポート、現金等在中の同ジャケットが盗まれた。

カフェにおいて商談中、パスポート在中のカバンを足下に置いていたところ、1時間ほどの間に盗まれた。

→貴重品は必ず身に着けて置くように心がけて置いてください。一瞬のすきをつかれます。


ベニト・ファレス国際空港の駐車場でタバコを吸っている間に、床においていた荷物が盗まれていた。

→空港は、誰もが貴重品を持っているのが明らかな場所です。特に両替を終えた後に狙われると言うこともあります。ぜひご注意下さい。


テピートの路上において、2人組の男に挟まれた瞬間に、財布、カメラ等在中のカバンをひったくられた。

→テピート地区は、外務省から危険勧告が出ている危険な地域です。事前の情報収集はもちろんのこと、人気にない場所や、深夜早朝など、極力避けるよう心がけてください。


自宅前で家族を待っていると、若い男性に「時計を渡せ」と拳銃を突きつけられ、ロレックスを奪い取られる。

→メキシコでは、銃を使用した犯罪に巻き込まれ可能性も決してなくはありません。万一の際に、奪われても諦めのつく見せ金、財布等を車の取り出しやすい場所に準備しておき、不幸にも、停車中にピストル等を突きつけられた場合は、抵抗せず、ゆっくりとした動きで、財布等を差し出すようにしてください。(急な動きは相手の発砲を誘うおそれがある)決して抵抗だけはしないようにしてください。


上記の例は、報告の極一部です。メキシコシティは決して安全とは言い切ることができませんが、それでも、事前の情報の収集や注意で未然に防ぐことができたものもたくさんございます。ご旅行される際は、十分注意していただき、楽しい思い出だけを持ち帰ってください。(1)でも、お伝えしましたが、メキシコシティが怖いところである、ということを伝えるためものではなく、実例からどのようにすれば犯罪に巻き込まれず、楽しくメキシコで過ごすことができるのか、今一度注意していただくためのものです


在メキシコ・日本大使館領事部

55-5514-4507


警察

060


外国人観光客緊急電話

55-5250-8221


救急車(私立)

55-5523-9926


HISメキシコシティ支店

55-5514-4837

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