先週、私用で日本へ一時帰国をしてました。もうすっかりメキシコが染み付いているのか、日本に到着してから怪しげな行動をいっぱいしてしまいました。
(1)紙はどこへ捨てればいいの?
トイレの使用済みの紙は、日本ならもちろんそのまま流せますが、水圧の弱いメキシコではご法度。便器の脇に、それ専用のくずかごが設置されており、そこに捨てるわけなのですが、日本についてからは、その汚い紙を持ちながら、ついついくずかごを探してしまいました。
(2)釣りはいらないぜ!
メキシコでは、お会計の際、テーブルチェックが一般的。例えば1800円のお食事をして2000円で支払いをするとします。メキシコだったら、その200円はチップとしてそのまま置いて出て行きます。ウェイターのかたも、その200円はチップと認識します。でも、日本はちゃんとお釣りもくれるし、そもそもテーブルチェックではないんですよね…
みんなで飲みにいって、割り勘するときも勝手にチップを上乗せして請求し、非難ゴーゴーでした…
(3)バスよ、止まってくれ!
バス停に立っているにもかかわらず、バスが来ると、腕を垂直にのばしてしまいます。メキシコではバス停はほとんど皆無。通りの角がバス停で、ここで手をあげてバスを止めるのです。逆に言えば、そのバスのルート上なら、どこで降りてもいいのです。でも、日本はそうはいかんですね。ボタンを押して、〔次止ります〕の案内。親切極まりないですね。
(4)3分は遅刻か
朝の通勤電車。雨降りのせいで、電車が3分遅延。駅ではその遅延について謝罪の放送が…。これって遅延なの?と疑問でした。メキシコの地下鉄やバスには、時刻表なんてものはないんでしょうけど(たぶん)、絶対に時刻どおりなんて走らない!すっかりメキシコ時間の感覚がしみついてます。
(5)誰か、相手にして!
メキシコに限らず、スペイン語圏では、くしゃみをすると「SALUD!(サルー、健康の意)」といいます。くしゃみと一緒に健康が逃げませんようにということで、周りの人が言ってくれるのです。知らない人が言ってくれることも多々あります。それが当たり前になると、日本ではちょっとさびしい。ちょっとはずかしい大きなくしゃみをしても、みんな気にしません。気にしたとしても「うっせぇなー」ぐらいでしょう。なんだか都会の孤独(?)を感じてしまいました…
…とまぁ例を挙げればきりが無いのですが、よく考えてみると、普通に生活をしていてもいろいろ違いはあるもんです。どっちがいいTか悪いということではないのですけれど、文化の違いというのはなかなか面白いですね。
***YUTA