メキシコシティのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 メキシコシティ観光ブログ

２月２日はカンデラリアの日です。

この日にはタマーレス(tamales)を食べる習慣があります。

タマーレスとは、ちまきのような形をしていますが、

皮はとうもろこしです。他にバナナの葉が使われることもあり

ます。中身に使われる具は様々ですが、鶏やチーズなどが

はいることが多いですね。

それをとうもろこしの粉を練って作った生地ではさみ、蒸します。

さて、冒頭でタマーレスを食べる日、と書きましたが、タマーレスは

メキシコを代表する食事です。日常的に食べられていますが、

この日は、自分で買って勝手に食べるというわけではなく、１月６日に

行われたロスカの日(Rosca de Reyes)に食べたパンの中に

人形が入っていた人が、みなさんに振舞わないといけないのです。

ロスカの日に関してはこちらを！

http://ameblo.jp/his-mexicocity/entry-10063771719.html

今回は僕があたってしまいました。

ひとつのパンの中にはいくつか人形が入っている場合もあります。

今回は３人あたりましたので、僕ともう１人のメキシコ人がタマーレスの

準備を、そしてタマーレスにはなくてはならない、アトレという甘い

飲みのもを別なメキシコ人が用意することになりました。

これがアトレです。すごく甘いです…。

お店でも売ってますが、これはメキシコ人のスタッフの

手作りです。

本来であれば２月２日に行われるのですが、その日はお休み。

カンデラリアの日がお休みというわけではなく、２月５日の憲法

記念日が、ハッピーマンデーによって２日に移動しているため

です。

なので今年は、今日タマーレスを食べるところが多いです。

朝からタマーレス屋さんの屋台にはたくさんの人がいました。

この写真の後ろの人も、全員タマーレスです。

タマーレス屋さんの準備もばっちり！

みんな、「３０個ね！」、「５０個準備できる？」…のように

信じられない数のタマーレスを買ってます。

ちなみにうちは２５個でした。

みるみるうちにタマーレスがバケツの中から減っていきます。

ちなみに振舞うタマーレスは自腹です。

大体一個が１０ペソ（約８０円）。それでも２５個となると結構な

金額ですが、ロスカパンで人形を受け取った人には１年間

幸福が訪れるといいます。１年間の幸福に比べれば、２５０ペソ

なんて安いもんですよね、ね。

さて、買い物も終わり、会社に持っていき、みんなで朝から

食べることになるのですが、このタマーレス、かなり重いです…。

おいしいので、ペロリと食べれちゃうのですが、ちょっともたれ

ます…。朝から満腹です。

***Yuta