ずっと気になっていた、ソナロサにあるレストラン「うるま」。
ソナロサのなかでも、一本奥まったBELGRADO(ベルグラード)という
通りに位置しています。
非常にこじんまりとしたお店ですが、お昼時になると
メキシコ人のサラリーマンで非常に賑わいます。
おかみさん曰く、「タコライスがおすすめよ」とのこと。
タコライスといえば沖縄を代表する料理。
メキシコのタコスとはまったくことなるもので、メキシコでは
まず、お目にかかれない一品です。
(ルーツをたどればメキシコのタコスですが、タコスがタコライスの姿に
変わるまでは長~い年月と、様々な国、地域を渡り、それに加えて
先人のアイデアがあってたどりついたんですね)
さて、今回はMAFU君とふたりででかけたのですが、
私はタコライス定食、MAFU君はラーメン定食を頼みました。
タコライス定食 50.00ペソ
タコライス+焼き飯+味噌汁
タコライスというからには、ご飯とタコスの具材、レタスなどを
期待していたのですが、これは、むむ。
タコスは通常、とうもろこしや小麦粉の皮からできていますが、
こちらはライスクラッカー。
イメージのタコライスと違っていたので、少々がっかりまししたが
食べてみると、これはこれでおいしいのです。
鶏肉とたまねぎ、レタス、そして甘辛いソースの組み合わせが
日本っぽいですね。
MAFU君の頼んだのは、
ラーメン定食 65.00ペソ
ラーメン、サーモンのムニエル+焼き鳥2本
ラーメンは、きし麺のような太い麺が特徴のソーキソバ。
サーモンのムニエル
焼き鳥までついてきます。
この値段で、こんなにたくさんでてくるなんてすごいですね。
さて、唐突ですが、「うるま」ってどんな意味かご存知ですか。
私もMAFU君も知りませんでしたが、沖縄の言葉で
「美しい珊瑚の島」という意味があることを、おかみさんが教えて
くれました。
それもそのはず、こちらで調理をしているのは、ご先祖様を
沖縄に持つ日系の方なんです。
お名前には「平安名」という苗字をお持ちとのことです。
特に沖縄に特化した料理をだしているわけではなく、
一般的なメキシコ人が好むような日本食が中心ですが、
ポイント・ポイントで沖縄らしさがありますね。
とてもアットホームなお店で、雰囲気もお食事も、そして
リーズナブルなお値段にも、満足して店をでた私たちでありました。
このうるま君マークが目印!!
さらに、AMBERES通りとの角には、うるま君マーク付きの矢印も
あるので非常にわかりやすいですよ!!
RAINBOWLAND、69 SEXSHOP、COMIDA JAPONESA…。
まぁ、このソナロサ地区はゲイの方が非常に多いことで有名ですからね。
ちなみにRAINBOW LANDは、このレストランの隣です。
このようなお店が当たり前に構える、自由なメキシコの