あと1日で初夢延長期間が終わります
・・・って、初夢もとっても大事ですが、
今日はもーーーーっっっと重要なものをご紹介
そ・れ・は・・・
いま、これがとってもイチオシ!!!
何故かと言いますと・・・
実はつい先日、私この世界遺産紀行 の目玉の1つ、
パレンケ遺跡に行ってきたからなのですっっっ
いや~~~、やっぱり噂に聞いてただけありますが、
すごく良いっっっ!!!!
感動ものでございました。。。
最近久しくマヤ文明から遠ざかり、
中央高原の人間になっておりましたが、
やっぱりマヤ文明はすごいのですっっ
まずは、「ところでパレンケ遺跡ってなんなの?」
という方に、簡単にご説明いたしましょう
まずマヤ文明というのは、
他に有名なアステカ文明・テオティワカン文明と違って、
幾つもの帝国が繁栄し、その地域全体のことを「マヤ」と呼ぶ、
いわゆる「マヤ文明圏」と呼ばれるものなのです
そして、その内の1つの帝国として
7世紀に最盛期を迎えたのが「パレンケ帝国」
遺跡自体は18世紀半ばにスペイン人によって発見されております
そこでの発見も、ジャングルの中にひっそりと残っていた巨大帝国
という事で大発見になったわけです
しかし、更なる発見となったのが、忘れちゃいけない1952年
ある一人の考古学者・アルベルト ルースさんが、
すると、そこに小さな穴を発見
「いったいこれはなんだ?」と思った彼がそこを掘っていくと、
なんと地下に続く階段が現れたじゃないですか
さーこりゃ大変ということで、本格的に発掘調査が行われ、
なんとまずそこに現れたのは
1つの空間と、殉死者と思われる遺体
こりゃーーーますます大変なことになったぞーーっっ!!
と燃え上がったアルベルト ルースさん
更に調査を続けると、つつつ、ついに
その棺、ふたの重さだけで5トンあったそうな
棺全体では、20トンもあったそうな
そして、その棺をそーーーっとあけますと・・・
パカル王はヒスイの仮面をかぶってヒッソリと寝かされておりました
そのお墓とパカル王を再現したものが上の写真
これ、人類学博物館のマヤブースにございますっ
そして、こんな所で王様が見つかってしまったということで、
それまでは、メキシコのピラミッドはエジプトのピラミッドとは違い、
あくまでも宗教的儀式を行う為の神殿だ!
と考えられてたものを、いっきに覆してしまったのでした。。。
こんな大発見があったパレンケ遺跡
一度は見とかなきゃもったいないですよ
見えますか
遠めから見た「宮殿」
高い塔は見張り台だったとか、天文台だったとか、色んな説が
「太陽の神殿」
見事な屋根飾りは他に類を見ません
中央高原にはこのような石造りの屋根はないんですよねー
素晴らしい
そして、マヤの石碑などを見ていると、
真ん中に「十字」が描かれてることがよくございます
えっスペイン人が来る前にキリスト教伝来してたの
・・・ってそんなはずはございません
彼らの中で十字というのは、「生命の樹」を表します。
ね?なんとも変な枝の分かれ方でしょ
こちら、スペイン語ではCEIBA(セイバ)と呼ばれ、
日本語だと・・・「カポックの木」だそうです
なんか可愛い名前ですね
むむむこれも何かの神殿かな
違います!!
これは、この遺跡でパカル王の墓を発見した
アルベルト ルースさんのお墓
実は右端にお墓と知らずに腰かけてたオバちゃんがいたのですが・・・
気にしない。気にしない。。。
さぁっ
この記事でパレンケ遺跡にいきたくなってしまったそこのあなた
今がチャンスです!!
ぜひぜひご予約を!
遺跡大好きmisa