メキシコシティ支店スタッフで動物病院にて
とあるお手伝いをしてきました!
それは、保護された野良犬のお散歩のお手伝いです!
こちらの動物病院Control Canino Venustiano Carranzaでは2名の獣医師のほか、わずか4名のスタッフで保護された犬のお世話をしています。
ボランティアの方が週に2回来られることもありますが、50頭ほどの犬を管理するには人手が足りない現状です。
そして1日一度は近くの公園に全ての犬の散歩をされています。
今回はそのお散歩のお手伝いを行いました!
彼らは4か月で飼い主が見つからなければ、殺処分となってしまいます。
無邪気に遊ぶ子犬たちをみて心が痛みました。
2015年にGFK(Growth from knowledge)が世界22か国を対象に行ったペット市場調査では、1位ブラジル、2位アルゼンチン、つづいて3位がメキシコで79%の人がペットを飼っているという結果がでています。
メキシコではペット、特に犬や猫を飼う人がとても多いのです!
しかしその反面、野良犬が大変多くいます。
身寄りのない野良犬や野良猫はなぜ生まれてしまうのか・・・
シティでは散歩紐をつけて散歩をしている人が多いのですが、都市部から少し離れた場所では、散歩は犬だけでセルフで行うことが多いです。
そこで、飼い主は犬や猫をペットとして飼っていても去勢手術をしておらず、犬が散歩中などに自由に交配をしてしまうことが一つの原因としてあります。
写真:動物病院の院長さん(中心)
ちなみにメキシコでは、「犬・猫に対する狂犬病予防接種キャンペーン」が全国的に行われています。
そしてこれが奏功して狂犬病の発生はごくわずかとなっています☆
現状をすぐに変えることは難しくても、行動を起こすことが大切だとこの活動を通して改めて感じました。
日本においても、ペットの殺処分の現状があります。
かわいそうな犬や猫を少しでも減らすために、この活動が誰かの心に響き、少しでも変化を与えられたならこんなに嬉しいことはありません!
快くボランティアを受け入れてくださったControl Canino Venustiano Carranzaの皆さま、ありがとうございました!
HIOKI
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