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今日屋久島の白谷雲水峡に行ってきましたが、何度来てもここは屋久島の象徴だと思いつつ同時に光の具合や霧、雨などでいつも表情を変えてくれるので飽きることがありません。
縄文杉がひたすら目的地を目指すコースなのに対して白谷雲水峡はゆっくり立ち止まりながら観察や写真撮影しながら楽しめる場所です。
苔の幻想的空間が広がる「もののけの森」まで往復三時間。ここで引き返す方が多いのですが、私はやはりその先の辻峠を越え、太鼓岩までチャレンジすることを強くオススメします。ゆっくりペースで往復約六時間くらいにはなりますが、白谷の飽きることのない森を登りきったその先に大絶景が待っているからです。
太鼓岩は屋久島らしい大きな一枚岩ですが、眼下に屋久島の森を一望でき、またその先には主峰宮之浦岳をはじめ、黒味岳や太忠岳など奥岳の山々を一度に眺められるスポットなのです。
ここは数ある屋久島のスポットの中でも期待以上の景観を見せてくれる場所で、すべてを忘れさせるほどの力があります。正直、その絶景は写真に収まりきれないので、写真だけでは伝わりません。会う人すべて「わあー」とか「最高」とか中には言葉を失う方も。まさに「五感にチャージできる」場所。但し、霧がかかったり、天気が悪いと厳しいかもしれません。また強風時は滑落の恐れがあり、大変危険なので止めたほうがいいです。
(太鼓岩から見る宮之浦岳)
写真で伝えられないのが、残念ですが、今日は眼下にヤマザクラの群生と新緑の錦絵巻のような森と雪渓を残す宮之浦岳を一度に見ることができました。
ヤマザクラと雪渓を同時見られるのは本当に稀れで、今年の雪が多かったことが影響しています。今年の冬は異常気象だと地元の人が言うほど雪が多い冬で、縄文杉でさえ、三メートル積雪があった前代未聞の冬でした。
そのおかげと言ってはなんですが、雪とヤマザクラの最高のコンビネーションでした。
太鼓岩眼下のヤマザクラ群生
太鼓岩を巡るコースは、屋久島完全攻略4日間
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-kum_kanzenkoryaku_TK-FKJ0007-4.htm
H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
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