いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。
本日午前中の質問、「利尻礼文は下記の都市より緯度が高い?低い?どっち?」の答えは下記です。
利尻礼文では、礼文島の北部スコトン岬が最北(北緯45度27分51秒)になります。
①北海道宗谷岬(稚内)
【答】低い。宗谷岬が北緯45度31分22秒。スコトン岬が北緯45度27分51秒。若干ですが宗谷岬が緯度が高くなります。ちなみに北海道択捉島 カモイワッカ岬 (北緯45度33分28秒・東経148度45分14秒)が、北方領土を含む日本の最北端で、北方領土を除けば宗谷岬が最北端となっています。
②ロシア ウラジオストク
【答】高い。ロシアのウラジオストクは約北緯43度。日本で言うと札幌ぐらいの緯度なんですね。意外・・・。
③モンゴル ウランバートル
【答】低い。ウランバートルは北緯47度55分。さすがにこれは正解の方も多いでしょう。ウランバートルは世界一極寒の首都と言われてますから。実は、編集長は2003年から3年ほどウランバートルに駐在しておりました!冬はとっても寒いですが、7月中旬~8月上旬は緑豊かな草原が広がり、とてもいい季節です。
利尻礼文は、日本海にあり、かつ高緯度にあることで、そこは日本ではないような独特な自然環境の営みがあります。その一つが「海岸付近の低地でも自生する高山植物」です。中でも礼文島は、最も標高が高い地点でも礼文岳の490mしかなく、比較的平らな島なのですが、実に300種類にも登る高山植物がこの5月~8月にかけて咲き乱れるのです。さらに礼文島だけに自生する固有種がたくさんあることもその大きな魅力となっています。
↑野生のランの固有種「レブンアツモリソウ」
明日は、礼文島で観察できる高山植物についてご紹介いたします。
お楽しみに!
レブンウスユキソウ
●『利尻礼文トレッキング&自然観察講座』開催します!参加者募集中です!
【講座内容 】
1.利尻礼文の気候と服装・装備
2.トレッキングコースの解説(利尻山・南原湿原・姫沼・礼文林道・ストコン岬・桃岩展望台など)
3.期待できる高山植物のシーズンと魅力
●開催日時:5月14日(土) 14:30~16:00
●開催場所:H.I.S.新宿本店9階セミナールーム
●参加資格:利尻礼文に関心のある方、高山植物に関心のある方
●定員 :各回30名 (定員を超える場合はツアー申込者を優先させて頂きます)
●参加方法:事前予約制です。下記のオンラン申込またはお電話でご予約下さい。
http://www.his-j.com/tyo/eco/semminer.htm
H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
PC:http://www.his-j.com/tyo/eco/top.html
mobile:http://t.his-j.com/00130/index?uid=NULLGWDOCOMO