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テーマ：利尻礼文

2011.05.12

花の浮島　利尻礼文④ 　礼文島トレッキングコース案内

いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。

シリーズでお届けしている「利尻礼文」。今日は、低地でも高山植物観察が楽しめる礼文島のトレッキングコースをご案内します。

礼文島のトレッキングコースは高低差も少ないので、難易度は高くなく、初心者でも安心してご参加いただけます。代表的なコースを４つご紹介します。

①スコトン岬～西上泊コース　難易度　★★★★☆ / 10～14km
スコトン岬から西上泊（澄海岬）へ南下していくコース。約10km（約4時間）。浜中経由で14km。花はもちろんのこと、礼文の海のキレイさ、美しさを存分に堪能できます。視界のいい日にはロシア領のモネロン島やサハリンなども見え、ここが最北の島であることをあらためて実感できます。スコトン岬～鉄府までの4時間コースが最短。

このコースのハイライトは・・・「レブンアツモリソウ群生地」
礼文島の固有種の野性のランでその美しさから盗掘が多く、現在、絶滅危惧種として管理保護されています。

②礼文林道コース　難易度　★★☆☆☆ / 10km
元地口～香深井までの約10km、礼文島では数少ない森歩きも楽しめるコース。元地口からウスユキソウ群生地を往復するコースが最も人気が高く、6月中旬から7月にかけ星空が降ってきたかのようなレブンウスユキソウのかわいらしい姿を眺めることができる。

礼文島の中心の壮大な景色

斜面にたくさんの花が咲いています。

ハイライトは、礼文島の固有種のエーデルワイス「レブンウスユキソウ」。6月下旬～7月にかけて開花シーズンを迎えます。

③桃岩・知床コース　難易度　★★★☆☆/ 7.5km
桃岩展望台から足を伸ばしさらに南下するコース。西側には桃岩・猫岩・地蔵岩の礼文島三大奇岩が一度に見られるスポット有り！その場所を探しながら歩くのも隠れた楽しみ！？そして思わずため息のもれる青い海に吸い込まれるように広がるお花畑に感激！東側にはぽっかりと日本海に浮かぶ利尻山を一人占めできる超贅沢な散歩道。

桃岩・知床コースは礼文島の南部なので、海を隔てた利尻山がよく見えます

利尻山をバックにした高山植物のベストショットもここで！

④桃岩展望台コース　難易度　★☆☆☆☆ / 3km

切り立った断崖絶壁の斜面に高山植物を観察できるので、低地でも高山植物がある礼文らしいスポットといえます。

このコースを巡るＨＩＳツアーはこちら！
①手軽に3日間で専門ガイドと高山植物を観察するツアー
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-wkj3_personal.htm

フェリーターミナルのある香深から歩いてくるもよし、展望台近くの駐車場まで車で上ってくるもよし。歩く人の体力に合わせいろんなコース取りができます。島で一番手軽に散策することができながら、多種多様の花たちに出会え、展望台からは桃岩・猫岩・利尻富士も堪能できるオススメのコース！　

②専門のガイドと秀峰利尻山登頂と高山植物観察するよくばりツアー4日間
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-wkj4_personal.htm

高山植物に詳しいガイドが同行します！

明日は、礼文島のトレッキングコースのご紹介します。お楽しみに！

●『利尻礼文トレッキング＆自然観察講座』開催します！参加者募集中です！
【講座内容】
1.利尻礼文の気候と服装・装備
2.トレッキングコースの解説（利尻山・南浜湿原・姫沼・礼文林道・ストコン岬・桃岩展望台など）
3.期待できる高山植物のシーズンと魅力
●開催日時：5月14日(土) 14:30～16:00
●開催場所：H.I.S.新宿本店9階セミナールーム
●参加資格：利尻礼文に関心のある方、高山植物に関心のある方
●定員：各回30名　
●参加方法：事前予約制です。下記のオンラン申込またはお電話でご予約下さい。
http://www.his-j.com/tyo/eco/semminer.htm

H.I.S.エコツーリズムデスク