いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。シリーズ「今一度、東北応援プロジェクト」。今日は、ボランティア活動にあたり、よくある質問や疑問をQ&A方式でご案内します。
一昨日のブログでもお知らせしましたが、私たちは『岩手三陸海岸復興支援活動&観光コース5日間』を発表しました。(ツアー内容はこちら:http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-hotoku_vol8.htm )
このツアーに参加希望の方にも役に立つ情報です。
●1人でも参加することはできますか?
A:これまでのボランティア参加者の傾向では約85%がお1人での参加。 お1人様の参加でも同じ目的を持った方同士、自然と打ち解けていくようです。女性1名での参加比率が高いです。宿泊先では和室で、基本的には男女別相部屋となります。(追加代金でお1人部屋を指定することもできます)
●服装は?
A:作業しやすく、汚れてもいいような服装を用意してください。長靴・厚手のゴム手袋・ゴーグル・マスク(多層式)・タオル・ウェットティッシュ・雨カッパ(上下)・帽子などを着用・持参してください。また、瓦礫の中では釘がむきだしになっていたり、割れたガラスが飛散しておりますので、肌が露出しないよう注意してください。必要な持ち物などは、経験したスタッフがご案内しますので、ご安心ください。
●活動する日数が2日間しかありませんが、短か過ぎるのではないでしょうか?
A:被災地では多くの人の支援が必要とされています。夏休みや休日を利用して1人でも多くの人が被災地に行って、活動ができるよう、初心者でも参加しやすい短期のボランティアとして企画しています。なお、一度このような形でボランティアに参加し、一緒に行動した仲間達で話し合い、再度受入れ先に出向くというケースもあり、このツアーをきっかけにしていただければと思います。また、地元の方と一緒に作業することでより親近感を持ち、新しい出会いの場ともなります。また、例え短期間でもこれから復興しようする人にとって、皆様の声や思いが直接伝わり、明日への希望と勇気になることは間違いありません。
●避難所等で生活している人がたくさんいるのにもかかわらず、きちんとした施設にに宿泊することに気が引けます。
A:風評で、現地の観光業も大きな打撃を受けています。宿泊客が減っている被災地周辺の宿泊施設に泊まり、おいしいものを食べ、名所を見物して、経済活動を活性化することも今必要とされている「支援」と考えています。また、田野畑村をはじめ各協力関係機関はこのツアーを歓迎してくれており、そうした現地の協力の上に成り立って実現しています。
津波後も変わらない海のアルプス「北山崎」の絶景(田野畑)
津波で被災した浄土ケ浜(宮古)
もうすぐ世界文化遺産になる平泉「中尊寺」も詳しい案内人がレクチャーしながら観光。
●ツアー参加者には「復興の証」として、三陸ワカメが届きます。
村の主要産業のひとつであった「わかめ養殖」ですが、津波で完全に被災してしまいました。復興しようと頑張っているわかめ生産者を応援するためにツアー代金の一部をわかめオーナー制度に充当します。来年の春に「復興の証」として震災後「初わかめ」を生産者より1kg相当をお届けします。シャキシャキして旨みのある三陸わかめを通じて、支援活動後も関係性を保ち、応援し続けたい皆様の気持ちを反映させるべくこのような仕組みを取り入れました。
清掃活動と共に東北の魅力ある観光と地元住民との交流の旅、8月4日出発です。
今年の夏は、「自分にイイコト、社会にもイイコト」してみませんか?
H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
PC:http://www.his-j.com/tyo/eco/top.html
復興支援&観光ツアーはこちら:http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-hotoku_vol8.htm