いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。
夏休みの屋久島ツアーのお申し込みが増えてきました。初めて、屋久島へ行かれる方に人気NO1は「縄文杉」。今や不動の人気で屋久島のシンボルとなっています。
もちろん、世界最古といわれる巨木も良いですが、やはり屋久島を世界自然遺産たらしめている本当の要因・・・それは「洋上のアルプス」である宮之浦岳の存在です。
一つの島に、亜熱帯~冷帯までの植物が自生し、多様な自然環境を保持しているのです。それを体感する最も良い方法が、屋久島最高峰の宮之浦岳登山なのです。その道のりは、まさに屋久島の自然の多様性を追跡する旅。夏がベストシーズンとなる宮之浦岳。
green travelerは、これまで個人ではなかなか行きにくい宮之浦岳登山を安心のガイド同行で1名様から催行できるツアーを発表しました!
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-kum_miyanoura.htm
宮之浦岳は、早朝4:30頃宿を出発、淀川登山口からチャレンジします。ここから往復約10時間の道のりです。
最初は、ヤクスギや苔の広がる屋久島らしい深い森を抜けていきます。
最初の休憩ポイントは、淀川小屋。近くには淀川の清流。透明度が高く、超軟水の屋久島を代表する天然水です。こうした水場は宮之浦岳登山道で約3箇所あり、水場に困らないのが屋久島の山歩きの特徴です。従って、ペットボトル500mm1本もって行けば、その都度補充で大丈夫です。
深い森を抜けると、日本最南端の高層湿原「花之江河」(はなのえごう)に到着。島とは思えないような景観。ここから遠く先に黒味岳が見られます。このあたりから、屋久島の固有種高山植物ヤクシマシャクナゲが自生しています。例年6月が開花時期ですね。
ヤクスギの森林限界地帯となる投石平。このあたりから、花崗岩の奇岩が見られます。
3箇所ほどロープを伝って登り下りする場所もあります。
このあたりから、奥岳と呼ばれる洋上のアルプス、安房岳(1847m)、翁岳(1860m)、栗生岳(1867m)など奇岩のある独特な風景を眺めながら登っていきます。中には仏様に似た奇岩や人面岩のような岩、とにかく神業としか思えないような景観が広がります。アップダウンも激しく、このあたりがもっともきつい地点です。
宮之浦岳は最後の最後まで顔を出しません。栗生岳を過ぎてからとうやく、ターゲットを捉えることができます。
山頂前の急坂。最後のふんばりどころです。
山頂到着。天気がよければ、360℃の大絶景!海と周辺の島々を一望でき、遠く薩摩半島の開門岳が見えることもあります。すべてを忘れたさえてくれる大絶景です。
いかがでしたか?
宮之浦岳は九州最高峰も1936m、そして日本百名山100番目の記念すべき山です。また、周辺の山々を含めて、九州トップ10の山の中で屋久島の山が7つ占めています。
宮之浦岳は健康で気力があればどなたでもチャレンジできる山ですが、お1人での登頂は絶対にやめてください!山道になれた地元のガイドでも単独で奥岳に入ることはありません。強風・豪雨などの悪天候時はもちろんですが、道を誤ると屋久島の深い森では本当に出られなくなるそうです。今でも神隠し伝説があるほど遭難事故が年に何度か起こっています。これから計画されている方は、用心してくださいね。
登頂した時の感動は本当にすばらしいものを与えてくれる山ですが、万全の準備と心構えがなければいけない山なのです。
私たちgreen travelerは私を含めてメンバー自身が宮之浦岳を実際に経験していますので、いろんなアドバイスも可能ですし、安心して楽しんで頂きたいという思いでお得な価格で宮之浦登山ツアーを設定いたしました。
屋久島トレッキング講座を開催
【講義内容】
1. 屋久島基本情報・・位置関係、アクセス、観光スポット
2. 屋久島の自然・・・世界自然遺産に登録された理由など屋久島自然の見所を解説
3. 縄文杉トレッキングコース
4. 白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングコース
5. 宮之浦岳登頂コース
6. 宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡縦走コース
7. トレッキングの装備と服装
特典として・・・トレッキング用品専門店 エルブレス新宿店割引券プレゼント!
●開催日時:7月9日(土) 16:00~17:30、7月23日(土) 16:00~17:30
●開催場所:H.I.S.新宿本店9階セミナールーム
トレッキング講座の申し込みはオンラインまたはお電話にて!
http://www.his-j.com/tyo/eco/semminer.htm
H.I.S.エコツーリズムデスク green traveler
五感にチャージする大自然エコツアー
PC:http://www.his-j.com/tyo/eco/top.html
mobile:http://t.his-j.com/00130/index?uid=NULLGWDOCOMO
★宮之浦岳登山ツアー:http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-kum_miyanoura.htm