いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。

突然ですが、今日から、green travelerのメンバーに新しい仲間が加わりました!熱帯のマレーシア・ボルネオ島からやってきたオランウータンcloverです。名前を「ボルオ」と言います。5歳の男の子ですflair。といってもオランウータンの世界では、もうれっきとした若者です。
“自然を楽しむ”エコなブログ-ボルオ
愛嬌たっぷりのボルオ、宜しくお願いしますup

“自然を楽しむ”エコなブログ-ボルオ
早速、日本の都会の環境になれようと一生懸命です。そこまでやらなくても・・・と言っても、やめようとせず必死になっていますwobbly。ボルオをここまで駆り立てる本当の理由は


その理由を知るには、ボルオの悲しい過去に触れなければなりませんweep


ボルオが生まれたボルネオ島は、世界自然遺産に登録された豊かなジャングルと野生動物がたくさんいる島です。ボルオもその豊かな森の中で生まれました。ボルオの生まれた森には、ボルオの仲間のオランウータン以外にも、ボルネオだけに生息するテングザル、ボルネオゾウ、スマトラサイ、たくさんの野鳥、昆虫たちが暮らすいきものの楽園でした。


しかし、このボルネオ島は豊かな森をもつゆえに、人間にとっても豊かな資源でした。森の木を伐採し、紙にするために木を外国へ輸出しました。また、森を切り開いてパームヤシの広大なプランテーション(大規模農場)にどんどん変えていきました。パームヤシから植物性油のパーム油を生産されます。マレーシアはインドネシアに次いで世界第2位のパーム油の生産・輸出国で、なんと世界の45%を占めています。あまり知られていませんが、パーム油はお菓子、チョコレート、化粧品、洗剤、プラスティック製品など人間の生活に欠かすことのできない存在になっています。さらに最近では石油などの化石燃料の代替エネルギーとして、バイオディーゼル燃料としても注目され始め、ますます多くの生産が見込まれています。


ボルオの生まれた森も例外ではありませんでした。ある日、森の伐採が始まり、ボルオの暮らすオランウータンの群れは、大パニックに!その時、ボルオは大好きなお母さんと離れ離れになっていまい、とうとうひとりぼっちになっていまいました。ボルオわずか1歳の時です。


偶然にも、ボルネオの森を自然環境を研究していた大学の先生に弱っているところを発見され、オランウータンの孤児院に預けられました。こうした「みなしご」オランウータンは、ボルオ以外にもたくさんいます。


私がボルネオを訪れた時、その孤児院で大切に育てられた愛嬌たっぷりのボルオに出会いました。


ボルオは、言いました。「僕のようなことがこれから起こらないためにも、日本の人たちにボルネオの森で起こっているこの現実を知ってほしいんだ。」


この事実を知らされた時、なんだか申し訳なく思いました。彼らの犠牲の上に自分たちの豊かな暮らしがあったこと、そしてその現実を知らなかったこと。


ボルオは言いました。「僕を日本に連れて行ってくれませんか?そして、今ボルネオで起こっていることを日本の人たちに伝えたい。」

私は快諾しました。


私は帰国後も思い悩み、ボルオに相談しました。「人間と動物たちがお互いに傷つけ合うことなく生きていく方法はないものか。」

ボルオは言いました。「ボルネオの大自然の魅力を日本の人たちに伝えるのが君の仕事でしょ?ボルネオの魅力を理解してくれる旅行者にボルネオの現実を知ってもらって、その魅力を守るための活動を何かしたらどうかな?僕もせっかく日本に来た以上は、この機会をくれたボルネオの仲間たちに恩返しがしたい」


私「恩返し・・・か。そうだ、ボルネオの森を少しづつでも動物たちに恩返しする、プレゼントするってのはどうかな」


ボルオ「それはいい!ぜひやってみよう!」


こうして生まれたのがgreen travelerの「ボルネオの野生動物に森をプレゼント プロジェクト」です。
6/20に完成したボルネオツアーの新しいパンフレットの商品には、旅行代金の一部をボルネオの森を守る活動に当てることにしています。ボルネオツアーに参加しますと、お1人様畳一畳分の森を野生動物に皆さんのお気持ちを添えてプレゼントすることになりますflair。旅行代金の収益の一部ボルネオを森保全活動を行っているNGOのボルネオを森を取得する資金として活用され、開発から守る手立てとなるものです。

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資料請求も無料で承りますので、オンラインからお申込下さい。http://www.his-j.com/tyo/eco/his_shiryo.htm

ボルオはこうも言っています。「ボルネオはとっても楽しいところ!海・さんご礁もきれいだし、東南アジア最高峰のキナバル山もあるし、世界最大の花ラフレシア、、熱帯なのにランなど珍しい高山植物もある、そして僕の仲間たちもたくさんいる!実際にボルネオを訪れて、楽しんでもらえれば、きっと自然の大切さも学べるはずsign01

ボルオは、ボルネオの魅力を伝えることも自分の使命と思っているようです。

これからもたびたび登場しますので、ぜひ応援してください!

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お店にご来店の折には、ご挨拶させていただきますね!


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