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テーマ： Green Traveler の部屋

2011.08.02

ガイアの夜明けで紹介された『三陸鉄道』をHISも応援しています！

いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。

本日、テレビ東京『ガイアの夜明け』で「復興への道」と題して、三陸海岸のローカル線三陸鉄道の特集がされていました。

津波で駅舎や線路が流出するなどの甚大な被害を受けたにも関わらず、いの一番で、列車を走らせた岩手県の三陸鉄道。それを決断したのが望月正彦社長。望月社長は震災直後から列車に泊まり込み陣頭指揮を執った。線路も駅も津波で流れされる被害を受け、呆然と立ち尽くす社員を鼓舞し、震災５日後には一部区間で運行を再開させました。「地域の皆さんが大きな災害にあって、家族を亡くしたり、財産を無くしたり、車を流してしまったり…。また車であってもガソリンがないという困難に直面されていた。こういうときにこそ、地域のお役に立つべきだと。」
地域の公共交通という使命を果たすため、全線復旧を目指す三陸鉄道はどのように立ち向かうのでしょうか。復旧の最大の壁が「資金」の問題。鉄道は乗客を乗せることで収入が得られるが、被災したことでその流れが止まってしまいました。しかし、人件費などの経費は毎月かかってくる。こうした厳しい状況を少しでも改善しようと社員たちが動きはじめました。その一つが、観光客を呼び戻すこと。

私たちもその応援するためのツアーを発表しました！

本来バスで移動するところですが、すでに復旧している宮古駅～小本駅間を支援乗車することにしました！目に飛び込んでくる津波の爪痕。車窓から眺める風景は、改めて「私たちがやるべきこと」を考えるシーンでもあります。しかし、それだけではありません、美しいリアス式海岸の三陸海岸には津波後も変わらぬ風光明媚な美しい景色があります。

●三陸海岸復興支援活動＆観光コース今こそ東北へ行こう4日間

http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-hotoku_vol.htm

私達のツアーは、東北を被災地として扱うだけでなく、観光地として魅力あるものとしても認識し、とこんとん楽しんでいただきたいと言う思いで作ったツアーです。

また、もうひとつのこだわりは、地元の人との交流です。清掃作業は地元住民を一緒に行います。また、東北の現実を避けるべきものでなく、私たち日本人が忘れてはならないこととして、地元の協力の得て、あの時そして復興へ向けて立ち上がろうとする現実を語っていただく機会を作りました。ただ、見るだけでなく、対話することで東北との距離感がぐっと縮まることでしょう。