いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。
私たちエコツーリズムデスクの使命は、「旅行を通じて自然環境問題や社会問題の解決に貢献すること」です。
日本が抱える問題の中に、「地方の伝統文化の消滅の危機」があります。
日本の地方には私たち日本人の原点があり、伝統的なお祭りや行事の中に「日本らしさ」が残っています。ただ現実的には、高齢化や人口流出により地方の伝統文化を継承していくことが難しくなってきています。担い手である若者の減少は産業のみならず、こうした伝統芸能や伝統文化の危機も招いています。
多くの伝統芸能やお祭りは、もともと地域の人々を対象に共同体の枠組みでこそ成り立つ行事です。そこで文化を守り、育てていく方法として、地域の人々と共同体以外の人が一緒になって交流する中で継承していく解決方法が今、注目されています。
私たちも、観光客という「外の人」と地域の「内の人」を結びつけ、観光の対象とすることで、価値を生み出すことで、その伝統を継承していくモデルを生み出したいと考えています。大切なことは、観光客のために伝統文化を歪曲するのでなく、共同体の生活そのものを「観光化」するというところにミソがあります。
そのひとつが、秋田県のお正月恒例の行事「大日堂神楽(だいにちどうかぐら)」です。
大日堂神楽とは・・・
鹿角市八幡平地域に1300年前より伝わる重要無形民俗文化財で、ー月二日に行われる正月の伝統行事です。
大日堂舞楽は、わが国に現存する舞楽の中でも最も古い形が伝えられ、他に類を見ないものであると高く評価されています。
秋田の冬といえば、「なまはげ」のイメージが強いと思いますが、「大日堂神楽」はまだまだ知られておらず、「地元感」たっぷりの伝統行事!
音楽や衣装も独創的で、日本古来の神前の舞で、日本人の自然観がひしひしと感じられると思います。
私たちgreen travelerでは、「大日堂神楽」を見物できるをご用意しました!
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日本人の原点が残る魅力も東北の素晴らしさではないでしょうか?
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by H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
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