いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。
流氷シーズンも真っ只中の3/8発限定 知床自然環境保護活動ツアーのご紹介です。
http://www.his-j.com/tyo/eco/JAPAN/eco-mmb_vol3.htm
知床が世界自然遺産に登録された最大の理由は・・・
「陸・海・空の食物連鎖の頂点の野生生物が生息し、また海と森が一体となった手付かずの生態系が保全されていること」です。
なのに何故、知床の森林保護活動がなぜ必要か?
その原因は「シカ」なんです。
エゾシカは北海道内で見られる大型草食動物で、明治期に大雪と乱獲によりいったんは激減しましたが、その後の保護政策などにより個体数は増加傾向にあります。厳寒の冬、冬眠しないエゾシカはササや樹皮を食べ越冬するため樹皮を食べるのですが、樹皮が全周食べられると木は枯れてしまい、こうした枯れた木が知床では急増しています。特にヒグマや森の動物たちの大好物である「どんぐり」を実るミズナラなどが減ると森の生態系にも大きな影響を及ぼしてしまうのです。 特にどんぐりの大好きなヒグマには・・・。
実際、シカの駆除が毎年行われていますが、実際には大きな効果に至っていないという現実。まあ、シカにすれば迷惑な話ですが、しかし、もともとシカが増えた理由は、人間が狼を日本の自然界から抹殺してしまったことが大きな要因とも言われています。その意味では、人間の手によってゆがめられた生態系は人間の手によってしか、調整できなくなっているというのが現実なのです。
このツアーでは、知床の森林を保全することを目的として、林野庁知床森林センターの協力の下、鹿の食害防止のネット巻きなどの保全活動を行います!
そのほか、この時期ならではの自然体験も盛りだくさん!
●流氷を歩く世界で知床だけの「流氷ォーク」(レンタル無料)
●釧路湿原の鶴居では、タンチョウ観察
タンチョウはJALのロゴのモデルでもあり、日本人にとっては美の象徴ともされていますね。鶴居では、日本野鳥の会の協力でタンチョウについての解説もして頂きます。
自分が楽しむだけで本当にいいのか?という方にはぴったりの実際に貢献しながら自然を楽しむHISの自然環境保護活動ツアーです!
普通のツアーよりちょっぴり高いけど、せっかく行くなら期待以上の本物の自然体験をしてみませんか?
3月8日出発限定で、あと3名様ほどで催行決定です
ぜひこの機会にお見逃しなく
知床自然環境保護活動3日間
▼詳しくはこちら(2/23受付締切)
http://www.his-j.com/tyo/eco/JAPAN/eco-mmb_vol3.htm
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green traveler
by H.I.S.エコツーリズムデスク
五感にチャージする大自然エコツアー
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