2023.09.15

皆さんこんにちは!エコツアーデスクの丸山です。
テレビドラマなどでも話題のモンゴルに、7月に添乗してきました!
地球を感じる大地や地平線、遊牧民族との交流、ゲルの宿泊、ウランバートルの喧騒...。
盛りだくさんのモンゴルシェア旅5日間レポートです。


1、1~2日目 到着からテレルジに向けて出発!乗馬体験
2、3日目 フラワーハイキング~遊牧民族と文化交流
3、4日目~5日目 市内観光、そして帰国の途へ

1日目到着~2日目 テレルジに向けて出発!乗馬体験

成田空港14:40発のフライトで直行便で約5時間30分。
モンゴルウランバートルに19:15に到着しました。時差は日本より1時間遅いです。
入国審査を終えガイドと会い、両替をして空港の外に出ると・・・

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もう20時過ぎなのに明るい!山が近い!

Img_7447空港から市内へ向かいます。
モンゴルは夏の日没が夜9時ぐらいです。ガイドさんは夏は子供が寝ないで困ります(笑)

と言っていました。
逆に冬は18時前には暗いそうです。

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ガイドさんを交えて夕食交流会の様子
初日は夕食で自己紹介をして、明日の為に早めに休みます。

2日目はウランバートルからテレルジへ向けて出発!

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30分も車で走ると絵の様な風景が広がっています。
モンゴルは木々の深い緑ではなく、優しいグリーンの風景が広がっています。

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奧テレルジの遊牧民族の家に到着後、いよいよ乗馬体験です。

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ガイドさんからの説明があり、遊牧民が引馬をしてくれます。

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途中から天気が少し崩れたものの、本格的な雨には降られず気分爽快な乗馬でした!

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みんなそろって集合写真です!
普段使っていない筋肉を使うので、翌日思わぬところが筋肉痛に??

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遊牧民のお宅に戻り、アーロール(ヨーグルトを乾燥させたようなお菓子)とツァイ(塩入ミルクティ)アイラグ(馬乳酒)などでおもてなしをを受けました。味は正直癖がありますが、食べなれると病みつきになるかも?モンゴル人にとって乳製品は生活に不可欠な食糧なのです。

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ツーリストキャンプに行く前に、亀石に寄って観光です。
15mもの高さがある花崗岩の奇岩です。その名の通りカメに見えます。

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宿泊するツーリストキャンプに到着です。

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ゲルの中はこんな感じです。日中は暑いですが、朝晩は冷え込みます。7月中旬の夏の時期でも夜寝る前に薪ストーブに火を点けてくれます。滞在するツーリストキャンプにもよりますが、基本トイレとシャワーは別の建物にあります。シャンプーやリンスは備え付けがない場合があります。ホテルと違いアメニティもタオル以外はほぼないので、ご自身でご準備が必要です。

満点の星を期待しましたが、この日は曇り空でかなわず・・・。

3日目 フラワーハイキング~遊牧民との交流

3日目の始まりはフラワーハイキングから。

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よーく見ると小さくてかわいい花が無数にさいており、踏まないで歩くのが難しいくらいです。
このままハイキングしながら遊牧民宅に行く予定でしたが、日中は日差しが強く暑いのです。
夜はストーブを炊くくらいですが・・・。暑すぎたので車で遊牧民宅に向かいました。

遊牧民宅ではまずゲルの組み立て体験!
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ドアしかなかった草原に、30分もしないで小さなゲルが組みあがりました。もちろん、家族が住むようなしっかりした作りのものではありませんが、ゲルは組み立てやすく遊牧の生活に適しています。

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皆で出来上がったゲルの前で写真撮影です。民族衣装に着替えました!

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その後は羊を解体の見学。遊牧民は家畜を大切に育てます。そしてその命の恵みに感謝して家畜を解体しますが、肉だけではなく、皮も血もすべての部位を有効活用します。そして大地に血を流さないようにします。命のありがたみと大地への感謝に、はっとする瞬間でした。

Photo_12そのほか、馬の乳絞りを見学したり、

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子供と遊んだり、

Photo_14ラクダに乗ったり、料理を一緒に作ったりして半日近く滞在をしました。
緩やかな時間が流れる中、遊牧民の暮らしを垣間見ることができる貴重な経験でした。

そして夜は・・・

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キャンプファイヤー!!
少し雨がぱらつきましたが、モンゴルの大地で聞く伝統音楽、馬頭琴とホーミーは最高でした。

4日目~5日目 ウランバートル市内観光、そして帰国の途へ

4日目はテレルジのツーリストキャンプを後にし、ウランバートル市内の観光です。

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丘の頂上はウランバートル市内を一望でき、ソ連とモンゴルが友好関係を築いた記念のモニュメントがあります。内側はぐるっとモザイク壁画になっており、ソ連とモンゴルが協力してドイツ・日本との戦いに勝った歴史などが描かれています。

そのあとはチベット仏教のお寺、ガンダン寺へ。

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観音堂の中には高さ25mもある観音様が。観音様の周りはぐるっと1周できるようになっています。そして金色の円筒の缶の真ん中に棒が通してある、マニ車が観音様を取り囲んでいます。マニ車は手で押すと簡単にくるくる回ります。マニ車を回しながら観音様の周りを一周します。

そのほか、テレビドラマでも映っていたスフバートル広場モンゴルの歴史と文化を知ることが出来る民族歴史博物館。そしてカシミヤお土産店、ノミンデパートで自由時間を取ってお土産購入タイム。最後にモンゴル民族舞踏鑑賞と盛りだくさんの1日でした。

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5日目は早朝のフライトでウランバートルを後にしました。実質、2日目~4日目の3日間の行程でしたが、中身の濃い文化体験、自然体験ができた3日間でした。今年度はコロナ禍以降初めての催行となりましたが、本当にたくさんの方にご参加いただきました。ひとり参加限定【シェア旅】は全員が一人参加なので、お客様同士で気兼ねなくお話ができ、一体感のあるツアーになることが多いです。今回のツアーも皆さんでワイワイ交流もされていました。本年度は終了致しましたが、来年度の日程を只今検討中です。

地球の大切さ、命の大切さ、異文化交流、大自然体験、発展途上の都市の課題。いろいろな思いを感じることが出来るモンゴル旅、ぜひ来年いかがでしょうか??

エコツアーデスクのモンゴル特集ページはこちら

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