メキシコシティは、推定人口2000万人を越える世界有数の大都市です。その人口をささえる交通機関は実に多岐にわたっております。代表的なのが、東西南北に11路線を持つメトロ、小さな道までいたるところを走り回るペセロ
(小型バス)、メキシコといえば、有名なボチョ・タクシー
(フォルクスワーゲンビートルのタクシ-)などさまざま。ただ慢性的な交通渋滞や地獄のような通勤ラッシュは大都市メキシコシティの抱える大きな問題です。
そんな中登場したのが、メトロブス。バスとメトロの中間的な存在で、見た目は2両編成のバスですが、ちゃんとした駅があり、メトロブス専用の道路が存在します。たとえ道路がどんなに混雑しててもすいすい進みます!ただ交差点などでは信号があるのでつまるときもあるのですが…。
このバスに乗るためには、メトロブスカード(左の写真)が必要です。このカード券売機で買い、チャージして、あとは改札でタッチ&ゴーするだけなんです。すごい機能ですけど、メキシコっぽくないシステムですね…。
ちなみに、メトロブスはどこまで行っても3.5ペソ(約40円)。地下鉄がどこまで行っても2ペソ(22円)、ペセロが基本的(市内)に2.5ペソ(約30円)、ボチョタクシ-の初乗りが5.8ペソ(約70円)なのと比べるとすこし割高ですね。それでもラッシュのときの混雑は尋常じゃないです。
*** おしらせ ***
メトロブス、フェリックスクエバス駅(Felix Cuevas)が、27日朝5時まで、軌道工事のため閉鎖しております。また、その近辺の軌道も工事のため、この間はメトロブスは一般の道路を走ります。それに伴い、夕方のラッシュの時刻は、インスルヘンテス南通り(Insurgentes Sur)は大変混雑します。(もともと混雑する道路ですが、それ以上!) 駅の一時閉鎖とあわせて、お気をつけ下さいませ。
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投稿: 日日是好日 -2006年10月28日 (土) 00時13分
■空気
普段何気にすっている空気。汚れていてもそんなに気付かない。でも、メキシコシティはそれに気付いてしまいます。交通渋滞による大気汚染。鼻の穴も真っ黒になります。国は何もしないのだろうか。このままほっとくのかな。