今週の世界遺産は、
メキシコで最近登録されたばっかりの
メキシコ国立自治大学
Univercidad Naticonal Autonoma de Mexico
略してUNAM(ウナム)
登録年 年
見ごたえ
アクセスのしやすさ
立地はメキシコの南部になります。
地下鉄3号線の終点Univercidad駅、
もしくはMetroBusの終点Doctor Galvez駅からすぐ。
問題は大学内の移動。
この大学半端なく広い。
そこで活躍するのが無料のバス
無料とあなどるなかれ、合計5路線有ります。
しかも町中のバスより断然きれい
構内はバスを使って効率よく移動
UNAMはメキシコないだけでなく、
世界を代表する立派な大学
1949年から1952年の間に、100名以上の建築家や
技術家が参画してわずか3年で完成させた
国家的大プロジェクト
そしてこの大学の規模はラテンアメリカ最大
実際に大学内部を覗いてみよう
中央図書館
1952年にメキシコで有名な
フアン・オゴルマンによって建てられました。
元々はインターナショナル派であったオゴルマン、
最前線で活躍していた言わば先駆者。
しかしメキシコ全体がインターナショナルに傾倒し始めると、
逆に土着様式に変更していきました。
このメキシコの歴史を描くモザイク壁画は、
1920年から始まった壁画運動の一環でもあった。
近づくとよくわかります。
非常にこまかいモザイクによって描かれた壁画。
細かい作業の嫌いな私には、
永遠に作れないものですね。
総長室。14階建てで大学内で最高層。
この建物の至る所にシケイロスの作品が。
シケイロスもディエゴ同様、メキシコの巨匠。
壁画運動の頃活躍していた芸術家です。
総長室の左側の壁面の作品。
立体的で力強い作品
右奥には先ほど紹介した図書館が
少し離れてみた
全体的な構造、おわかり頂けますでしょうか。
これらの重要な建物の近くに、
またまた有名な建築物が有ります。
オリンピック球戯場
この劇場の見所はメキシコの巨匠、
ディエゴ・リベラによる壁画。
アステカ建国にまつわる鷲や先住民の姿が生き生き描かれている。
この辺りで紀元前200年頃シトリ火山が
噴火し沢山の溶岩が流れ出た。
なので今でも多くの場所が溶岩に覆われている。
この建物の外壁はこの地区の溶岩が使われている。
サッカーチーム「PUMAS(プーマス)」の本拠地。
沢山の旗が風にたなびいていました。
メキシコ最新かつ、とても行きやすい世界遺産。
是非足を伸ばしてのんびりしてみよう
**HIrofumi