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2007.08.28
メキシコの公用語と言えば「スペイン語」。
しかし、一口にスペイン語と言っても、その形態は様々です。
今回は、所謂トラディショナルな、スペインで使用されるスペイン語
と、メキシコのスペイン語の違いに迫ってみました。
まず・・
①メキシコではVOSOTROS(君たち)活用を使わない!
USTEDES(あなたたち)活用で代用されています。
「君たちどこ行くの?」
(スペイン) A DONDE VAIS?
(メキシコ) A DONDE VAN?
②言葉が違う
かなりアバウトですが、お互いの国で使わない言葉、言葉は存在する
けど使い方が違う言葉など、たくさんあります。
「生ビール」
(スペイン) CANHA → 「NH」は「エニェ」と思ってください
(メキシコ) BARRIL
「切符(航空券も)」
(スペイン) BILLETE
(メキシコ) BOLETO
③発音が違う
よくメキシコ人が言うのは、
「スペイン人のシャ行の発音が耳障り!!」というもの。
スペインでのシャ行の発音の方が、空気が抜ける音が
はっきり聞こえる気がします。
特に「GRACIAS」のような「CI」「CE」の発音は、はっきり
下を噛んで発音します。
それに対して、メキシコではシャ行もあっさり(?)発音する
ように思います。空気の抜けるような音もあまり聞こえません。
上記に書いたものも一般論中の一般論なので、もちろんメキシコの
中でもいくらでもスペイン語の分類はできると思われます。
世界中のスペイン語を細かく分類したら一体いくらになるのでしょう。
****KI