今週の世界遺産は去年登録されたばかりの
アガヴェの景観とテキーラの古代産業設備
ってかなり長いですねぇ
見ごたえ
アクセスのしやすさ
2000年にメキシコに初めて旅行できた時に行きました
広大なアガヴェ畑でかくれんぼとかしたなぁ。
でも生憎その写真は全て IN JAPAN
なので別の写真でご案内
こんにちわ。
私が簡単にテキーラの作り方をご案内します。
これがテキーラの原料で、
メキシコでAGAVE(アガヴェ)と呼ばれてます。
日本語名は竜舌蘭ですよ。
アエロ科の植物ですが、
日本のアロエより相当大きいんですよ。
成長したアガヴェは人の背丈を軽くこします。
でもテキ-ラの材料になるのは、
ブル-アガヴェと言う小さめのものです。
さて、アガヴェのどこからテキーラができるのでしょう。
それはこのピーニャと呼ばれる部位からです。
緑の葉を刈ったアガヴェです。
形がまるでパイナップルのようなので、
ピーニャ(スペイン語でパイナップル)と呼ばれてます。
先ほどご紹介したピーニャを、
地中に掘った穴に並べていきます。
穴の周りは石で囲まれていて、
上から火を炊いて蒸し焼きのようにします。
これが蒸し焼きにされたあとのピーニャです。
これをカットしてしゃぶっても結構美味しい
しかし、ここは我慢して1週間ほど放置します。
その後、石臼のような物で搾り汁を出します。
この搾り汁を発行させ、蒸留機でアルコール度を高めると
テキーラの出来上がりです。
テキーラ工場では様々な度数のテキーラを試飲出来ます
通常は38度前後ですが、80%のとかも有ります。
が、こちらは口に含む前に結構蒸発してしまいます
そしてこのアガヴェ、テキーラ以外にも
色々と活用されているんですよ。
新しい緑の葉は、表と裏側綺麗に1枚むけて、
また、葉の部分から非常に強い繊維が取れます。
ハンモック、マント、漁業の網に使われています。
メキシコのお土産、綺麗な敷物も
この繊維で織られていることが多いんです。
如何でしょうか、今も昔もメキシコの
生活に欠かせないアガヴェ!!
**Hirofumi