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テーマ：ゲレロ州観光

2008.02.01

カカワミルパ鍾乳洞へ　（後編）

カカワミルパ鍾乳洞　後編です。

さて、僕らの参加したグループは40人くらいいたのですが、

ターザンごっこをしたのは僕ら日本人だけ。

ご一行は、僕らを置いてさっさと中に入ってしまいました…。

中には、変わった形に石化したものがたくさん

あり、ガイドさんが、「あれは何で、これは何で…」

と、半ば無理やり物に例えて紹介してくれます。

（メキシコ人たちは、「あぁー」と納得。僕らには

わからないものの見方があるんだなと感心します。）

いろいろな変わった形の岩を眺めて歩くこと30分。

いきなりコンサート会場が現れます。

鍾乳洞の中にコンサートホールを作ってしまったり

するところがメキシコっぽいです。

しかし、来るのが大変だな、こりゃ…

さて、いきなりですが、ここでみなさんに質問です。

これは一体何でしょうか？

ガイドさんによれば、どうやらビール瓶のようです。

確かに形はビール瓶ですし、溶けた鉱物が泡に

見えなくもないですね。

実際、コロナビールのCMにも使われたことがある

そうです。

これを見たからというわけでもありませんが、

中は非常に蒸し暑いので、外に出たらビールが

飲みたくなることは間違いありません。

さて、見学道は、およそ2キロもあり、ガイドの説明を

いれると片道1時間を要します。

でも、その間、トイレはどうするのでしょうか。

ご安心下さい。折り返し地点にちゃんとトイレがあります。

おそらく世界で一番さびしいところに位置する

トイレだと思います。洞窟の本当に奥深い所に

あります。

メキシコのトイレは有料のところが多く、番台で

お金を徴収する人が必ずといっていいほどいます。

ここも例に漏れませんが、地下深いところでの

トイレ番。観光客も1時間に1回しかきません。

世の中これほど寂しい職業もないのではない

でしょうか。

実は、私カカワミルパで一番驚いたのがこの

トイレでした。もっと他に驚くものもあるだろうと

言われそうですが、もし、カカワミルパアンケート

なるものがあれば、私はこのトイレに1票を入れ

たいと思います。

おしまい

***yuta

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ゲレロ州観光 2008.02.01