バスはメキシコシティ市民にとって足のような存在で、
ありとあらゆる通りを走ってます。その中でもレフォルマ
通りは最過密路線で、非常に多くのバスが走ってます。
日中は5分待てば必ず何らかのバスが来ますし、多い
ときは約15秒間隔で走ってます。
今日は、オフィス前のレフォルマ通りに、どんなバスが
走っているのか紹介してみたいと思います。
平日の14時30分から14時45分までの15分間バスを
待ってみました。
1台目
ぺセロと呼ばれるマイクロバスタイプが来ました。
メキシコシティではもっともポピュラーなタイプ
で、初乗りは2.5ペソ(約30円)。距離によって
料金が変わり、また深夜料金もあります。
過去の料金は1ペソで、それ故にぺセロと呼ばれる
ようになったのですが、値段が変わった今でも、
同じ愛称で呼ばれています。
2台目
ぺセロよりも一回り大きなバスが来ました。
こちらは路線によっても異なるのですが、
マイクロバスではなく、バスの扱いになることが
あり、そのときは初乗りは3.5ペソ(約40円)と
高めです。
3台目
今度はぺセロが来ました。
4台目
次にきたのは大型のバス。大型のバスは
2種類あり、これはそのうちのひとつ。
(もう一方は後述するRTPバス)
初乗りは2.5ペソから3.5ペソ(路線によって
異なります)
5台目
続けて到着はぺセロ。
そのあとも、6,7,8、9台目まで同じぺセロが到着。
そして10台目
大型のバスが来ましたが、こちらは〔RTP〕という
バスで、料金は2.00ペソ(約22円)固定です。
これは、地下鉄の運航していない地域を補完する
ためのものであり、地下鉄と同じく料金が固定
されているのです。しかも長距離を走る路線が
多く、レフォルマ線は、VILLA(グアダルーペ寺院)
からサンタフェまで走ります。
側面にはメトロ(地下鉄)と同じマーク。
ぺセロと比べると本数が少ないので、サンタフェに行く
時以外は待つことはないのですが、バスを待っていて
RTPバスが来ると、安いのでちょっと嬉しくなります。
さて15分待って、合計10本のバスがレフォルマ通りを
通過しました。これだけ多くのバスが走る区間も
そうそうないですよね。(しかも日中に!)
庶民の足であるバス、旅行者やなれない方には不便な
ところもあり、治安面からもあまりおすすめはいたしま
せんが、慣れてくると本当に便利な乗り物です。
僕が旅行者としてメキシコに来てた当時、知らないバス
路線を乗れるようになったとき、なんとなくまたひとつ、
メキシコが近くなったと思いました。
***yuta