交通情報 2008.02.07

バスはメキシコシティ市民にとって足のような存在で、

ありとあらゆる通りを走ってます。その中でもレフォルマ

通りは最過密路線で、非常に多くのバスが走ってます。

日中は5分待てば必ず何らかのバスが来ますし、多い

ときは約15秒間隔で走ってます。


今日は、オフィス前のレフォルマ通りに、どんなバスが

走っているのか紹介してみたいと思います。

平日の14時30分から14時45分までの15分間バスを

待ってみました。


1台目

3

ぺセロと呼ばれるマイクロバスタイプが来ました。

メキシコシティではもっともポピュラーなタイプ

で、初乗りは2.5ペソ(約30円)。距離によって

料金が変わり、また深夜料金もあります。

過去の料金は1ペソで、それ故にぺセロと呼ばれる

ようになったのですが、値段が変わった今でも、

同じ愛称で呼ばれています。


2台目

4

ぺセロよりも一回り大きなバスが来ました。

こちらは路線によっても異なるのですが、

マイクロバスではなく、バスの扱いになることが

あり、そのときは初乗りは3.5ペソ(約40円)と

高めです。


3台目

2

今度はぺセロが来ました。


4台目

1

次にきたのは大型のバス。大型のバスは

2種類あり、これはそのうちのひとつ。

(もう一方は後述するRTPバス)

初乗りは2.5ペソから3.5ペソ(路線によって

異なります)


5台目

5

続けて到着はぺセロ。


そのあとも、6,7,8、9台目まで同じぺセロが到着。

6


そして10台目

7

大型のバスが来ましたが、こちらは〔RTP〕という

バスで、料金は2.00ペソ(約22円)固定です。

これは、地下鉄の運航していない地域を補完する

ためのものであり、地下鉄と同じく料金が固定

されているのです。しかも長距離を走る路線が

多く、レフォルマ線は、VILLA(グアダルーペ寺院)

からサンタフェまで走ります。


8

側面にはメトロ(地下鉄)と同じマーク。


ぺセロと比べると本数が少ないので、サンタフェに行く

時以外は待つことはないのですが、バスを待っていて

RTPバスが来ると、安いのでちょっと嬉しくなります。


さて15分待って、合計10本のバスがレフォルマ通りを

通過しました。これだけ多くのバスが走る区間も

そうそうないですよね。(しかも日中に!)


庶民の足であるバス、旅行者やなれない方には不便な

ところもあり、治安面からもあまりおすすめはいたしま

せんが、慣れてくると本当に便利な乗り物です。

僕が旅行者としてメキシコに来てた当時、知らないバス

路線を乗れるようになったとき、なんとなくまたひとつ、

メキシコが近くなったと思いました。


***yuta


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