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ケレタロ紀行　その３

ケレタロから2等バスで50分行ったところに、Bernal(ベルナル)という

町があります。ここは保養地としてだけでなく、奇岩Pena de Bernal

(nはエニェ / ペーニャ・デ・ベルナル)があることで知られています。

この街には、バスターミナルなどはないので、運転手さんに

「着いたら教えてね」といわない限りバスは止まりません。

しかし、目的のものが異常に大きいので、窓を

左の方向に眺めていれば、そろそろ着く頃かな、

と検討はつきます。

バス停。

Parada BERNALとだけ書かれてます。

ここにはバスで来る人はほとんどいないのでしょうね。

僕ら以外は誰も降りませんでした…

（保養地だけあってみんな自家用車で来ます）

降りてどこにいけばいいのかわかりませんでしたが、

とりあえず岩の方へ歩きます。テクテク。

歩くこと10分。民家が見え始めました。

目印が大きいと、道に迷わないずにすみますね。

のんびりしたところなのかな、と思いますが、

セントロに到着すると…

すごく賑わってます！

ナンバープレートを見ると、メキシコシティ、

メキシコ州、ミチョアカン州、ケレタロ州が

ほとんど。みなさん日帰りでこの街を訪れて

いるのではないでしょうか。

ちらほらと欧米人の姿も見かけます。

コロニアル風ではなく、メキシコ的でもありませんが、

非常にかわいらしいですね。

さて、ここの大きな目玉はこの奇岩、ペーニャ。

オーストラリアのエアーズロックのように、

神秘的な力が秘められているようで、UFOの

遭遇率も高いようですよ！

ゴミ箱までペーニャ。

さて、このペーニャ。途中まで歩くこともできますし、

ロッククライミングで登ることも可能です。
山腹までは歩いて約1時間とのこと。

「よーし登るぞー」と意気込みましたが、

途中にビール屋がたくさんあるんです。

なぜ山に登るのか、

　それはそこに山があるから、という答えがあるように、

僕にとっては、なぜビールを飲むのか、と聞かれれば

　そこにビールがあるからだ、と答えます。

つまり、途中で誘惑にまけてビールをたくさん飲んで

しまったので、上まで登ることはできませんでした。

いけませんな…。

しかし、それでも十分楽しむことはできますよ！

日本人にはまだまだ知られていませんが、メキシコ人の

知り合いの中には、知っている人もたくさんいました。

***yuta