交通情報 2008.07.04

HOY NO CIRCULA (本日走行不可)ban


これは1990年からメキシコシティで実施されている

車両通行規制のプログラムで、

one交通量を減らすため

two排気ガスによる大気汚染を抑制するため

に実施されていて、車のナンバープレート最後の数字によって、

それぞれ色分けされ、市内を走行してはいけない曜日

勝手に決められてしまうのです


排気ガス検査にパスした車のみが色の付いたシールを与えられます。

検査をパスできない車は走れませんdanger


【ナンバープレート最後の数字】  【色】  【走行不可日】

    もしくは           黄色    月曜

    もしくは           ピンク   火曜

    もしくは                水曜

    もしくは                木曜

    もしくは                金曜


例えばこんなカンジですcar

この車、ナンバープレートの最後の数字は5


なので、こんな黄色いシールを車のどこかに張らなければなりません。

そして、曜日は走行不可ban


この車はプレートの最後の数字が2なので、


緑色のシールを張り、曜日は走ってはいけませんban


ということで、毎日車通勤carしてる人も、この規制日だけは、

電車通勤やバス通勤しなければならないのですsubway


新聞にも本日走っていい車、ダメな車をこんなカンジで載せますmemo

天気予報と同じ感覚で日常的に載せられ、これは水曜日の新聞なので、

赤いシールの車は走行不可です。


これは曜日の新聞、『全色の車が走れますよ~carという意味。


この車両通行規制、年々ルールがどんどんと改正されています。

2007年には、排気ガスに問題のないハイブリッドカーは『00』で終わる

ナンバープレートが渡され、新車購入から6年間は排気ガス検査無用で、

毎日走行できますnotes

リッター20キロ以上の車も2年間は排気ガス検査無用で毎日走行可


そんな中、200871日よりルールがまた改正されました。


土曜は走行不可ban

地下鉄の駅の看板などでアピールしていますが、

要は、今まで平日のみに適用されていた車両通行規制が、

土曜日にも適用されるのですsign01

土曜  黄色

     ピンク

     

     

     

が走ってはいけない土曜日となります。


ということで、週1回+毎月土曜日いずれか1日は走行できなくなります


今回の改正は他にも、

①他の州のナンバープレートを有する車両及び、外国のナンバープレートを有する車両は、平日のメキシコシティ市内の走行禁止ban

②大気汚染がひどい日は規制が強化され、二色のシールが走行不可ban


大気汚染がひどい都市、メキシコシティdash

このように様々な改善プログラムを行ない、除々に良くなってきているものの、

まだまだなんでしょうねsweat02

いったい次はどんな一手を仕掛けるのでしょうか


ちなみに、HOY NO CIRCULA』 違反した場合は、

罰金1000ペソ(約1万円)也dollar


***MAFU

同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS メキシコシティ支店

    2024.05
    loading...
    テーマ一覧