メキシコサッカーファンの皆様こんにちわ
7月下旬からプリメーラ・ディビシオンも開幕し、
毎週末が楽しみなシーズンがまたやってきました
突然ですが、メキシコはサッカーの祭典ワールドカップを
2回開催している数少ない国のひとつです!
(ちなみに他の国ははイタリア・フランス・ドイツのみ)
さらにはラテンアメリカ諸国内で唯一オリンピックが
行なわれた国でもあるんです!!
というわけで、サッカースタジアムはかなり充実している国で、
アステカスタジアム、オリンピックスタジアム、ハリスコなど
たくさんの大規模で、そして伝統的なスタジアムが存在します
そしてそのひとつが、今日ご紹介する
エスタディオ・クアウテモック
メキシコ近郊の都市、旧市街が世界遺産にも登録されている、
プエブラにあるとても立派なサッカー専用スタジアムです
1968年10月6日、メキシコ五輪開幕の1週間前に完成しました。
このスタジアムを手がけたのは、メキシコで最も有名な建築家のひとり、
ペドロ・ラミレス・バスケス氏!
メキシコシティのアステカスタジアム、そして国立人類学博物館、
さらにはグアダルーペ寺院の新しい教会、
メキシコシティにある日本大使館も手がけた建築家
確かに外観だけでも凝ったつくりをしています。
このスタジアム、エスタディオ・クアウテモックの名前の由来は、
セルベセリーア・クアウテモク・モクテスマ
というメキシコ大手ビール会社の名前から取っています。
(ソル・ドスエキス・インディオなど…
詳しくはビール大好きっ子クラブのブログを!)
この建築の大半の出資をこのビール会社が請け負ったからだとか。
では外観だけでなく、中に入ってみましょう
サッカー専用スタジアム、そして傾斜もけっこうあるので、
非常に観戦しやすいスタジアム
アステカスタジアムといい、バスケスさんは良いスタジアム作ります
サッカー好きなのかなぁ。。。
収容人数は約45,000人
基本的にバックスタンド、ゴール裏も含めて座席はコンクリート
ちょっとお尻が痛いけど、試合に集中してれば問題なし
メインのみしっかりとしたシートになっています
そしてなんといってもこのスタジアムの特徴といえばこれ
こちらのバックスタンドとメインスタンドにのみ、
このような大きな屋根のついた2階席が設けてあるのです
2F席は特に珍しいものでもありませんが、一部分にだけこのようにあるのは、
けっこう珍しく、一際異彩を放っています
エスタディオ・クアウテモック、
1986年のワールドカップでは予選から準々決勝、
3位決定戦にも使われた国際的なスタジアムでもあります
ちなみに、通常はプエブラFCというプリメーラ・ディビシオンで
戦っているチームの本拠地です。
そのプエブラFC、現在2部への降格争いを繰り広げている
チームでもあります
こんなすばらしいスタジアムが2部でしか見れないなんて、
もったいなさ過ぎる…
是非今シーズンのプエブラにはがんばってもらいたいものです
***MAFU