自邸が世界文化遺産に登録されているメキシコの有名な建築家

ルイス・バラガン

ここ最近は日本の観光客の方、そして多くの建築家の方々がわざわざ

彼の自邸やその他の建築物を訪れるようになってきましたflair


彼が主に活躍した地はここメキシコシティなので、

代表的な建築物はメキシコシティに多く点在しています。


しか~し、もともと彼が活動拠点としていたところはメキシコ第2の都市、

グアダラハラhorse

彼が生まれた故郷でもあります。

このグアダラハラでもバラガンは多くの家々を築き上げてきました。

そんなまだあまり知られていない、

グアダラハラのバラガン建築を今回はご紹介しますsun


まずは絶対に最初に訪れなければいけない一番有名な邸宅、

ゴンザレス・ルナ邸house


ITESOというメキシコでも有数の私立大学がしっかりと管理しているので、

無料で内部も見学が可能です ※但し内観の写真撮影は不可。


グアダラハラでは有名な弁護士、そして政治家でもあった

ゴンザレス・ルナ氏がバラガンに依頼し、1928年に完成した邸宅。


今現在、僕らが想像するようなメキシコシティにあるバラガン建築とは

全く異なる造りとなっていて、逆にそれが興味深いものとなっています。


写真撮影が許されているのはテラスの部分のみdanger


こちらは2Fのテラス…というよりはもうお庭ですね。


強い『庭』へのこだわりはこの頃からどうやらあるみたいです。


そしてバラガンのグアダラハラでの建築の大きな特徴はこの瓦屋根sign01

ゴンザレス・ルナ邸以外にもこのは至るところに使われています。


バラガンは庭やオブジェなどで日本を意識しているところが随所に

見られますが、瓦もそのひとつなんですかね?


はたまた、バラガンが幼少時代を過ごしたグアダラハラの近郊、

MAZAMITLA(マサミトラ)では昔ながらの家々の屋根は瓦だったみたい

なので、そっちの影響かもしれませんね。

メキシコの地方の昔ながらの家々は瓦をよく使っていたみたいですmemo



さて、このゴンザレス・ルナ邸にも、僕らが思い描くバラガンのイメージが

ところどころ表れています。


例えば、極彩色を部分的に持ってくることやart


建築には『』が必要で、その音を奏でるものはであったりnotes


写真は取れませんが、内部には型板ガラスに色を塗って、

光に色を付けたり、そんな発見があるのもけっこう楽しいですね!


庭と建物の一部が現在はカフェになっており、バラガン建築を眺めながら

ゆっくりと時を過ごすこともできますcafe



ゴンザレス・ルナ邸に行くと、グアダラハラに点在してるバラガン建築の

MAPを親切にもくれます

この地図は後々バラガン建築巡りをする際には非常に役立ちますので、

そんなこんなでまずはゴンザレス・ルナ邸へ行くことをお勧めしますsign01




このゴンザレス・ルナ邸がある地区に、バラガン建築は集中しています。

ルイス・バラガン建築 IN グアダラハラ

次回へ続く



***MAFU

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