エキノクシオ
…と言えば、マヤ文明のチチェン・イツァ遺跡のククルカン降臨 が
有名ですが、
実はメキシコシティのテオティワカン遺跡でも
3月21日、春分の日だけに起こる神秘的な現象、
エキノクシオがあるんです
テオティワカン遺跡内で1番大きなピラミッド、太陽のピラミッドの
真上、頂上に太陽がのぼる唯一の日とされています
この日にはピラミッドにいちばん太陽エネルギー、ピラミッドパワーが
集まると言われ、
国内外問わず沢山の人々がその恩恵にあやかろうと遺跡を訪れます。
その数は毎年100万人前後といわれ、昨年も約90万人の来訪者を
数えました。
このエキノクシオの日にテオティワカン遺跡を訪れたい場合は
いつものように日中、お昼前後の時間帯に行ってしまうと
それはもうすごい人でごった返すので、
それを避ける意味でも早朝出発をオススメします。
早起きは三文の徳とはよくいったもので、朝一番の来訪は他にも
たくさんのメリットを提供してくれます
①普段は見ることのできないテオティワカン遺跡の顔を見れる!
通常は8:00AMから見学することができるテオティワカン遺跡。
けれど3/21だけは7:00AMから入れるので、
普段は見ることのできないテオティワカン遺跡の日の出が見れたり、
こんな朝靄のかかった幻想的な月のピラミッドも眺めることができます
②とにかく空いている!!
日中になるとピラミッドをのぼるために1~2時間と炎天下の中
待たなければなりませんが、
朝一番で来ると待つことなくスムーズのぼれちゃいます
来訪者は太陽エネルギーを享けるために手を太陽にかざしています
ちなみに9:00AMぐらいからもう登り待ちで長蛇の列ができていました。
このエキノクシオの時はみなさん白い服を身にまとってきます。
こんな先住民時代の格好で、歌って踊って春の訪れを祝う人たちも
たくさん見かけます。
チチェン・イツァ遺跡のエキノクシオは年に2回神秘的な現象が起こりますが
(3/21 春分の日、9/23 秋分の日)
テオティワカン遺跡は年にたった1度だけ(3/21 春分の日)。
是非×2そんな貴重な一瞬を経験してみてはいかがでしょうか?
…といっても、次はあと1年後になりますが…
注意
・3/21当日、テオティワカン遺跡周辺の道路は規制が入り、近くに車で近づくことができません。
・また、朝一番で訪れる場合は、底冷えするような厳しい寒さが待っています。防寒対策は忘れずに。
***MAFU