チアパス州といえば
大自然や古代マヤの遺跡が注目されがちですが、
こんなにも素晴らしいコロニアル都市も存在します
チアパス州のコロニアルな高原都市。
先に紹介したトゥクストラ・グティエレス は
低地に盆地なので最高気温が40℃を超えることもしばしばありますが
ここサンクリストバル・デ・ラスカサスは
標高約2200m(メキシコシティとほぼ同じ)とかなり高地に位置しており、
最低気温がマイナスを示すこともあります。
低地の魅力、高地の魅力それぞれを兼ね備えているのも
このチアパス州の大きな魅力
1528年にスペイン人によって建設されたコロニアル都市で
1893年に現在の州都、トゥクストラ・グティエレスに遷都されるまで
州都としてチアパス州の政治、経済の中心を担ってきました。
町にはほとんど高い建物がないので、空の青と、山々の緑、そして
家々のパステルカラー、それぞれの色が映えます
チアパスの大自然に囲まれたサンクリストバル・デ・ラスカサスは
他のコロニアル都市にはない雰囲気を醸し出しています。
2003年にはプエブロ・マヒコ(魔法の村)にも登録されました。
家々は本当にカラフルで、かわいらしくてメキシコっぽさを感じます。
町にはオシャレなカフェやレストランなどがたくさんありますが、
洗練されすぎていない素朴さも残っている魅力的な町
教会もたくさんあります
こんな鮮やかな黄色のカテドラルは初めて見ました。かわいらしい
1560年に完成された歴史ある教会でサンクリストバル・デ・ラスカサス
の観光ハイライトのひとつ。ファザードも素晴らしいのですが、
内観の煌びやかな祭壇は圧巻です(多少ホコリを被ってますが…)!
このほかにもまだ×2たくさんの教会、
そして市民の生活には欠かせない市場、
たくさんの民芸品屋さんや屋台等など
何もないようで、実はたくさんの『メキシコ』を感じることができる町。
けれど素朴で静かなこの町は、ただ×2あてもなく歩いているだけで
すごく落ち着き、なぜか楽しく
そして心惹かれる独特な雰囲気を持っている、
それがサンクリストバル・デ・ラスカサスが
人々を魅了する一番の理由かもしれません
コトバではなかなか表現しにくい感覚になりますが、
是非実際に足を運んで、この町の魅力に触れてみて下さい。
魅惑のチアパス、まだまだ続く
***MAFU