メキシコシティ観光の大きな目玉と言えば
紀元前100年から紀元後650年頃まで栄えた非常に古い文明です。
世界で3番目に大きなピラミッド、『太陽のピラミッド』や、
『月のピラミッド』などを中心にメキシコの古代遺跡の代表とも言える
遺跡、文明となります
そんなテオティワカン遺跡からの出土品が多くが集まっているのが
博物館入って中庭の中央右手側にブースがあります。
マヤブースのちょうど真向かいに位置しており、
『TEOTIHUACAN』というローマ字が目印です。
それでは恒例の展示品をチョコッとご紹介コーナー
ケツァルコアトルのピラミッド(レプリカ)
太陽、月のピラミッドと並んで、非常に重要視、注目されている
ケツァルコアトルのピラミッドの実物大のレプリカです。
実際本物のピラミッドはこんな間近でご覧いただけませんので、
ピラミッドの大きさ、そして精巧な彫刻の様子、その当時の染色の様子
などがとてもわかりやすくご覧いただけます。
テオティワカン遺跡の南側、『CIUDADERA』という地区にあります。
ちなみにちなみに、このピラミッドのレプリカの裏には…
ピラミッド内部から発見された人骨が置かれています
メキシコのピラミッドにもお墓の役割はあったんですね
チャルチウトリクエ女神の石像
チャルチウトリクエとは翡翠のスカートを纏った女神という意味で
水の女神とされています。
高さ3.2mの一枚岩でできた大きな石像。
月のピラミッド前で発見されました。
テオティワカン遺跡全体の模型
外の庭に出ると、テオティワカン遺跡の全体模型が展示されています。
数あるメキシコの遺跡の中でも一番規模が大きいとも言われます。
周りにはサボテンやマゲイなど、いかにもメキシコらしい植物も
まとまった文字記録が残っていないテオティワカン遺跡、
その文明の謎を紐解くにはこういった石像や様々な出土品が
とても重要な役割を果たすことになります
また、テオティワカンブースには多くの壁画、神殿の柱などの
レプリカが展示されています。
その当時の染色技術の水準の高さなどが非常にわかりやすく、
そして都市の華やかさなども窺い知ることができます。
テオティワカンブースはアステカブース、マヤブースに比べると
若干小さなブースになりますが、それでもじっくり見て廻ると
やはり1時間は所要するブースとなります
ご紹介してきましたが、時間が限られている方は
この3つのブースを優先的にご見学いただくことをオススメします
しか~し、まだまだこの博物館には目玉の考古学品が目白押し
次回はその他のブースの貴重な展示品の品々を
一挙にご紹介したいと思います
つづく⇒
***MAFU