アステカブース に次いで訪れたいのがここ、
博物館入って真ん中左手側に位置しています。『MAYA』が目印。
メキシコ南東部、ユカタン半島、
さらには中米のグアテマラ、ベリーズ、ホンジュラスなどで栄えた、
世界的にも注目されているのがマヤ文明です。
紀元前1000年以上も前から始まったマヤ文明は
スペイン人に征服されるまで栄えた非常に長い歴史を持つ文明
さて、マヤブースに入るとまず正面に、
メキシコ国内で発掘されたマヤ文明の遺跡の分布図なるものが
すでにたくさんの遺跡が発見、発掘されていますが、
多くの遺跡は現在までで5~10%の発掘にすぎないといわれています。
マヤ文明の多くの都市はジャングル地帯に築かれたので、
発掘が難しいんですね
アステカブース同様にいくつか進路がありますが、
こちらも右廻りで見学していくのがオススメ
それではマヤブースもたくさんの展示品がありますが、
代表的なものをいくつかチョコっとご紹介
土偶
マヤ文明の土偶はかなり写実的なものが多く、土偶からもその当時の
顔の特徴や、服装などを考察することができます。
このように序盤は土偶や、実際の頭蓋骨などを使って
マヤ人の身体的特徴をうまく説明しています。
十字のパネル
世界文化遺産にも登録されているパレンケ遺跡からの出土品。
精巧な彫刻で施されたレリーフには、マヤ文字(写真右)もビッシリと
記されています。
上記のような石碑がマヤ文明の各地の遺跡からは発見されていて、
この博物館にも本当にたくさんの石碑が展示されています。
雨神・チャックの神殿
本物に対して極めて忠実に再現されていると言われています。
国立人類学博物館は館内だけでなく、
外の庭にも様々な展示品が趣向を凝らして置かれています。
ボナンパックの壁画
つい先月ご紹介したボナンパック の壁画。
本物よりも鮮明に描かれているので壁画の意味しているものが
非常にわかりやすいです。
こちらも外の庭にある展示品です。
パカル王の墓
マヤブースには地下室があり、そこに足を踏み入れると、
パレンケ遺跡のメインのピラミッド、碑文の神殿から発掘された
パカル王の墓の再現がこちらも忠実に近いかたちで表現されています。
翡翠の仮面
アステカブースの『アステカカレンダー』と並んで、
この博物館のひとつの大きな目玉
こちらも地下室に展示されています。
チャックモール
かの有名なチャックモール。 こんな間近でご覧いただける
チチェン・イツァンのチャックモールはこの博物館だけ!!
アステカ文明や他の文明のチャックモールと見比べてみるのも
この博物館ならではの魅力
ということで、ほんの少しでしたが、マヤブースをご案内してまいりました。
メキシコだけでなく、中米各地にも広がっているマヤ文明を
このブースで惜しみなく紹介しており、
さらに非常に貴重な品々が集まっている重要で、魅力的なブース
マヤブースもじっくりゆっくり見れば所要時間はだいたい1~2時間。
まだ2つのブースしかご紹介していませんが、
それでもこの博物館の規模の大きさが窺い知れます
それでは次回はテオティワカンブースへご案内したいと思います。
国立人類学博物館のススメ まだまだつづく
***MAFU
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投稿: LOU -2009年8月29日 (土) 12時20分
■ありがとうございます!!
MAFUさんこんにちは。国立博物館、めちゃくちゃ見ごたえありますね、魅力的な場所ですね~!行った気持ちになりました、本当に感心してしまいます、当時の技術力は素晴らしいですよね(^-^)はぁ~ますますメキシコに行きたいです。 -
投稿: MAFU -2009年8月31日 (月) 20時20分
■Re:ありがとうございます!!
>LOUさんいつもご愛読、コメントありがとうございます!メキシコシティは世界一博物館、美術館の多い都市と言われています。そんな中でも本当に、この国立人類学博物館は見どころ満載、メキシコに来たら是非訪れていただきたい博物館です。是非ぜひメキシコに遊びに来て、実際に博物館の素晴らしさを体感してみて下さい♪お待ちしてます!!