ゲレロ州観光 2009.09.24

メキシコシティは標高2200メートルの高地に位置してます。


高地といっても、大都会なので山の上で、生活しているという

意識はほとんどありません。

ただ、海のないところで生活をしていると、無性に海が見たく

なったり、灼熱の太陽を浴びたいと思う時があります。


そんな時、メキシコシティに住む人たちがでかけているのが

アカプルコです。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~

(ディアマンテ地区の海と浜辺)



アカプルコというと、ネガティブなイメージを持つ方もいるかも

しれません。海の綺麗も、カンクンの美しさを知っている方には

話にならないかもしれませんしね。


かの村上春樹氏は、短編紀行文集「辺境・近境」においては

アカプルコに対して失望の描写をしてます。

読んでみると、なるほどなと感じる部分もありますが、

やはりバックパックを背負って感じる村上氏の視点と、

メキシコに住む人にとっての、つかの間の休息地としての

アカプルコはまた別のものであると思います。

実際に旅行された年代は時代背景も異なり、当時とと比較しても

アカプルコは大きく変容してますし、旅のスタイルによって、

感じるものも異なってきます。

(個人の好き嫌いはもちろんありますが)



前置きが長くなりましたが、簡単にアカプルコを紹介します。


アカプルコには、旧市街と、アカプルコ・ドラダと呼ばれる

新市街、そしてディアマンテ地区に大きく分けることができます。

多くのホテルは新市街に位置し、成熟した王道リゾートを

楽しめるのも新市街です。


また、ディアマンテ地区は、近年注目を浴びている新興

リゾートです。新市街と比べて非常に落ち着いた雰囲気で、

大人のリゾートを楽しむことができます。

高級リゾートホテル、フェアモントやカミノレアルが建つのも

こちらの地区です。


ホテルだけでなく、別荘地としても有名で、かのルイス・ミゲルも

このディアマンテ地区に別荘を構えてました。

(タクシーでその前を通り過ぎると、必ずその話題になります)


旅のスタイルによって、アカプルコは全く別な顔をもちます。

賑やかに楽しみたい夜も、ホテルのプールでひねもす

ゆっくりすることも、旧市街でおいしい魚介類を食べるも、

楽しみ方は人それぞれ。


そんな、人それぞれの思いをもって、アカプルコにでかけて

いくのです。


時代と共にアカプルコも大きく変わってますが、

あの熱気混じりの空気、開放感、美しい朝焼けや夕焼けは

いつまでたっても変わらず、それがアカプルコの大きな

魅力になっているのです。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~
(アカプルコの朝焼け)



メキシコシティに住むものにとっては、しばし喧騒を

忘れることのできる休息地でもあります。


ぜひ、あなたなりのアカプルコを見つけてみて下さい。


***yuta

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