現在大人気のオプショナルツアーといえば、
ルイス・バラガン建築ツアーとなります
20世紀を代表する建築家、ルイス・バラガンの作品を訪れるツアー。
2004年に彼の自邸、「ルイス・バラガン邸とアトリエ」が
世界文化遺産に登録されてから、ますます世界的に、
とりわけ日本で注目され始め、今となっては彼の数々の作品が
メキシコシティ観光のハイライトのひとつともなっています
現在メキシコシティ支店で取り扱っているツアーは
・ルイス・バラガン建築ツアー 4時間コース(トラルパンの礼拝堂etc)
・ルイス・バラガン建築ツアー 2時間コース(バラガン邸&ヒラルディ邸)
の2ツアー、どちらも大好評をいただいております。
そして今回新たにルイス・バラガン建築ツアー第3弾を
ご用意しました
ルイス・バラガン建築サテライトツアー4時間コース
(サン・クリストバルの厩舎etc)
メキシコシティの郊外、メキシコ州にあるバラガン建築を訪ねます。
今まで、見学してみたかったという多くのお客様の声のもとに
実現したツアーとなります
それでは早速バーチャルツアースタート
世界遺産に登録されているルイス・バラガン邸や、その他ヒラルディ邸、トラルパンの礼拝堂など、既存のツアーで廻る作品は全てメキシコシティ市内に位置していますが、今回はメキシコシティを北西へとず~っと進んでいき、お隣メキシコ州に点在しているバラガン作品を見て廻ります。
まず最初に訪れる作品が、
ルイス・バラガンを知らないメキシコ人でもこれは知っている
(ちなみに大方のメキシコ人がルイス・バラガンを知りません…)
メキシコシティ近郊の町、世界遺産にも登録されているケレタロへと続く
幹線道路の中央分離帯にあるランドマーク的な塔です。
突如として現れる色鮮やかなこのサテライトタワー
一見シュールに見えますが、
メキシコの土地にはこの鮮やかさが妙に映えるんですよね
続いては、サテライトタワーからさらに車で北西に向かうこと約30分、
バラガンがディベロッパーの仕事をしていた時に設けた高級住宅街
『LAS ARBOLEDAS』という地区に作られた公園内にある噴水です
現在は噴水として水が吹き出てはいませんが、
後ろの高い白壁や青壁からバラガン独特のスタイルがうかがえます
ちなみにこの噴水があるラス・アルボレーダス地区は
当初、高級住宅街として建設されましたが、
今現在は中流階級の方が住む住宅地へと変わってきています。
ベベデロ噴水があるあたりはまだ閑静な高級住宅街の香りを
しっかりと残しており、ここがメキシコとは思えない異空間が存在しています。
ベベデロ噴水以外にも、この地区にはバラガン作品がわずかながらに
残っています
オレンジの噴水や、
(どれもこれも落書きされてますが…)
バラガンは建築の中でも『庭』に対する強いこだわりを持っていたので、
住宅だけでなく、彼が手がけた庭園、公園なども見応えたっぷりです
それでは次回、このNEWツアーのハイライトともいえる
サン・クリストバルの厩舎をご案内したいと思います
つづく
***MAFU