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2009.10.11
ご自宅から成田空港へ行く場合、京成上野駅を利用される方も
多いかもしれませんね。
私が成田へ向かう場合、京成上野駅から乗ることになります。
成田へ行く以外にも、京成線は非常にお世話になっている路線なの
ですが、最近この駅に、「メキシコ」があることに気がつきました。
上の写真の奥の方にオブジェが見えていますが、アップでご紹介。
こんなにインパクトがあるオブジェにも関わらず、
今まで気がつかずに素通りしてました…。
この作品は、メキシコの現代芸術界を代表する作家、
ルイス・ニシザワ氏の作品です。
ルイス・ニシザワ氏は、日本人の父とメキシコ人の母から
作品の下には、氏の作品の紹介文が飾られてます。
「鯉のぼりは不屈の大和魂を、折り紙の風車は未来のエネルギーである
原子の力をそれぞれ象徴し、力強く生きる子供の生命力とその宇宙を
表現したのである」と。
日本的なテーマですが、表現方法にとらわれない氏の壁画主義や
誰でも目の前で芸術を楽しむことができるというのは非常に
メキシコ的で、そういった枠にとらわれない幅広い作風が
もし、列車の発車時刻まで余裕があったら、
駅入り口に飾られた、この大作を眺めてみませんか。
***yuta