メトロ乗りつぶしの旅
2009.11.30
メトロのりつぶしの旅 その21。
今日は7号線 CAMARONES(カマロネス)駅です。
メトロの路線図好きなら、誰しもが気になり、降りてみたいと思うのでは
ないでしょうか。
だって、名前が海老(カマロネス)で、ピクトグラムもそのまま
海老なんですもの。
他の歴史を感じさせるような駅名とは、一線を画すほどの
インパクトです。
しかし、名称の由来は1790年代まで遡る、由緒ある駅名なんです。
ははーん、この駅名の由来は、昔ここら一帯でえび漁が
盛んだったんだな!!
…というわけではないようです…。
ここには峠の茶屋のような小さな集落があり、その名の由来は、
えびのような味のする動物がいたことに由来するそうです。
近代にはいると、ちょうどこのあたりを列車が通過することになります。
重要な道だったようですね。
今では、この先列車注意の看板(大都会のトマソン)と、
ぼろぼろの線路だけが残っています。
線路後は、自転車専用道として使われています。
さて、この駅は、1988年にできた、比較的新しいものとなります。
7号線は1984年に部分開業し、CAMARONES含む、
TACUBA-EL ROSARIO間はその後の1988年に全線開通しました。
そのため、ものすごく深いところに位置しています。
改札階からホーム階をのぞくと、目が回りそうになります。
駅の作りや内装は、5号線以降の駅から急に個性が薄くなり、
メトロファンとしては淋しい限りです。
この駅だけ見ると、外装はちょっと洒落た感じですが、
隣のAQUILES SERDAN駅とほとんど同じ作りですし…。
それでも、個性的なピクトグラムを眺めていると、
とても楽しいのでした。
それはそうと、かっぱえびせんを食べたくなりませんか、