メキシコシティ観光
2009.12.29
スペイン人征服者エルナン・コルテスが居住し、造り上げられたコヨアカンの歴史地区。
多くの教会や、歴史的人物の家屋などが、現在に残されて
います。世界遺産やPueblo Magicoに選定されているわけでは
ありませんが、美しい街並は一件の価値あり。
観光というより、ゆっくり散歩を楽しんで欲しいこの
コヨアカン地区の中心は、Plaza Hidalgo(プラサ・イダルゴ)
とJardin Centenario(ハルディン・センテナリオ)。
ここには、かつてエルナン・コルテスの住んだ家が、コヨアカン
地区庁舎として残っています(奥の白い建物)。
クリスマスシーズンだけに、公園内の飾り付け、ピニャータ、
ナシミエントが彩り鮮やか。
プラサ・イダルゴに面して、毎週末に立つ、
民芸品市場。カラフルな民芸品は見ている
だけでも楽しいもの。
ベンチにふと目をやると、、、
コヨアカン地区のシンボルマークである
コヨーテのマーク。
Coyoacan(コヨアカン)とは、ナワトル語でCoyote(コヨーテ) + Huacan
(~の住むところ)の意。コヨーテがかつてはいた所。今はもちろん
いませんが。
噴水もよくよく見ると、コヨーテ。
プラサ・イダルゴは17世紀に建てられたSan Juan Bautista
(サン・フアン・バウティスタ)教会を中心としており、公園を
囲むように、こ洒落たカフェやレストラン。
昼下がりの散歩にはもってこい。気持ちいいんです。
ちなみに、このサン・フアン・バウティスタ教会の目の前から
は、コヨアカン周遊バス(ガイドの説明付き)が出ています。
その公園のすぐ向かいには、エルナン・コルテスに妻と
して召し使えたマリンチェというインディオがかつて住んだ
家も残されています。
京都と同じで、歴史的景観を保つ為に、銀行などの建物
も、トーンを押さえ、景観の邪魔にならないような工夫が
されています。
でも落書きは消さない、という矛盾もまた、メキシコの一部。
まだまだ続くよ
コヨアカン編。
*** oliver