師走の忙しさにかまけて、うっかりすっかり置き去りにしておりました…
世界遺産シリーズ にて次回へ続くとしておきながら
申し訳ございませんでした
ということで、気を取り直して、
世界遺産の町、プエブラ
スペイン調のコロニアルな旧市街が世界文化遺産に登録されています
『Puebla de Zaragoza(プエブラ・デ・サラゴサ)』
⇒1962年5月5日、メキシコに侵攻してきたフランス軍を
イグナシオ・サラゴサ将軍率いるメキシコ軍が
プエブラで撃退しました。
※ちなみに毎年5月5日はプエブラ戦勝記念日(対仏戦勝記念日)
と呼ばれ慣習的な休日になっています。
その将軍の名前をとって、プエブラ・デ・サラゴサとなります
ただし、昔はまた違う正式名称でした、それが…
『Puebla de Los Angeles(プエブラ・デ・ロス・アンへレス)』
そうなんです、プエブラは天使の町と言われています
由来を話すと長くなるので割愛しますが、
街のいたるところで像や絵などで天使を目にします。
そして天使といえば、ここプエブラ、数え切れないほどの教会が
街のあちこちに点在しています
よく1年の日数分、365の教会があると比喩されますが、それは嘘か真か…
街を散策していると、とにかくその多さに驚かされます。
そんな数多くの教会の中でプエブラを代表する2つの教会をご紹介。
メキシコ国内、さらにはラテンアメリカ諸国内で2番目に大きな大聖堂。
そして左右の高さ88mの鐘楼は、ラテンアメリカで1番の高さだそうです
内部も荘厳な空間が広がっています。
構造はメキシコシティのカテドラルに似ている感じ。
立派なパイプオルガンが左右、中央と全部で3つもあり、
スペイン製(左)、イタリア製(右)、アメリカ製(中央)と
各々作られた時代も分かれていますが、どれも素晴らしいつくり
夜のライトアップもとてもキレイな大聖堂です
そしてもうひとつ忘れちゃいけないのが…
外観はとてもシンプルで
内部もそこまで多くの特徴を持った教会ではありませんが
なんといっても教会奥の左手側にある
とある礼拝堂が非常に有名なのです
柱という柱、天井、礼拝堂全てが煌びやかな金などで施されています
多くの先住民の手によってつくられているので
こちらにはメキシコ原産のとうもろこしが施されていますね
この2つの教会だけでなく、街を歩けば教会にあたるぐらい
本当にたくさんの、そして個性豊かな教会が点在しているのが
このプエブラの大きな特徴です
プエブラ散策に時間のゆとりがある方は是非たくさんの
そしてすばらしい教会建築をお楽しみ下さい
懲りることなく、次回へつづく
***MAFU